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想像の世界

最近思う。
想像の世界ってやっぱりすごいなと。

作りものの世界は
偽物の世界なんかではなくて、
単に物理的な何かを
超えた世界なんじゃないかって。

誰しもが感動とか情熱とか、
本当は”心”を信じていながら、
でも現実を過ごしていたりして、
時には心を閉じ込めて
順応せざるを得ない時もあるのだけれど、
でもやっぱりどんな人だって、
人は決して心を忘れてはいない
と私は思うのです。
日本の漫画はそういうとこにちゃんと触れてくる。
それってすごいなと思うのです。

アニメや漫画が文化だと言われることに、
私は少し抵抗があったんだけど、
手にとってみたらその世界の深さに驚いた。
これは漫画なんてと馬鹿にはできない、
立派な文化だと思いました。

この壮大さ、核心的な問いかけ、世界観は、
この表現媒体じゃなきゃ
出来ないんじゃないかな?と思ったり。
わかると気軽に言うのは
怒られてしまいそうだけど、
何かわかる気がした。

それで私はまた一つ
ちょっと豊かになれた気がした。
自分の世界が拡大された気がした。
やっぱり何に対しても、
心を開いてみないのは勿体無いね。

しかしながら、こんなに完成された世界が
本当に書いた人の頭の中にしかないなんて…
世界だって旅してみれば、
びっくりするような
知らない景色があるのだから、
その延長線上で
これらの世界も本当はどこかにあるのかも、なんて。

それにしてもかっこよすぎる、この世界。