カラーセラピストとしての私
タイトル通り、私はカラーセラピーのセラピストの資格を持っている。
小さいころから母親に
「女は資格取ってないと社会で生きていけない」
という言葉にガッツリ洗脳されて、当然ながら私は資格ゲッターとなった。
看護師免許
自動車運転免許
小型船舶操縦免許
プロ車椅子着付け師
性教育インストラクター
瞑想ファシリテーター
等々オーソドックスなものから変わったものまで
看護関係などは、覚えてもいないものもあるだろう。
書ききれないし、そもそも使えていない。
船の免許等、船を保有していないので何の役にも立たない。せいぜい漁師の家に嫁ぎやすいくらいか?
今にして思えば、資格だけ持ってても使わなければ何にもならないのだが、馬の鼻面に人参ぶら下げてるように駆り立てられるよう、たくさんのお金と時間をかけて資格を取った。
これはこれで良い経験になったと思う。
そして新たに取得したのがTCカラーセラピーのセラピストの資格。
わー、面白そうな占いだなー。
くらいの認識で、イニシャルコストも比較的安かったのでためらいなく取得。
そしてこれが案外私には合っている。
そして、これは占いではない。
カウンセリングである。
私はコーチングを8年ほど学んでいて、このカラーセラピーに加えてコーチング要素を入れることで
相手に起きている事を的確に把握し、
何がクライアントの前進を妨げているのかが、ハッキリとわかるのである。
色は入り口に過ぎず、そこから引き出される言葉にたくさんのヒントがある。
よく使うワードも、フレーズも、考え方の癖も。
しっかり相手の話を聴きながら観察していたらピンとくる。
それをどう相手に伝えるのかが、なかなか難しいと感じている。すごく言葉を選ぶ。
相手が受け取れる形で伝えないと、せっかくお金と時間をかけてセッション受けに来ているのに、前進しなければ意味がない。
しかしながら、現状の困難を維持したがるのも同じ人なのである。
アドバイスしても、
「いやー、そうはいってもなかなかねー。」
「上は全然聞いてくれないんですよー。」
など、聞く耳を持たない人も少なくない。
まぁ、その世界で生きていくと決めたのなら、自由にそうしたらいいとは思うのだが、多少なりとも変えたい、変わりたいと思ってここに来た人であれば力になりたいと思うのである。
だから、先に断っておく。
私はあなたにとって、耳の痛い事を言うかもしれない。意地悪で言うわけでもなく、非難するつもりもない。ただ、あなたが気付かずにいる前進を妨げるものを掴んだ時には、きちんとあなたに伝えたい。
今までNOと言う人はいなかった。
セッションで涙を流す人もいる。
価値のある時間だったと言う人もいる。
面白かったという人もいる。
何にも反応しない人もいる。
色んな人がいてよくて、どんな反応してもよくて、私もクライアントの反応に影響されなくてもよいのだ。
だって私は私がやりたいことをやってるだけだから。
「好きなことをして生きていく」
今の生き方は好きでない事がほぼない。
好きな時間に起き、好きなところに行き、好きな人に会い、好きな事をしている。
本当に毎日幸せで、いつ死んでも悔いはない。
でも、欲を言えばもうちょい会いたい人はいるし、やりたいこともあるので、まだうっかり死なないようにしようと思う。