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Match Review CL決勝 マンC vs チェルシー
こんばんは、Premier Japanです。
今回はCL決勝、マンチェスターシティvsチェルシーについて振り返っていきます。
1.両チームメンバー
監督 MCI ペップ・グアルディオラ(4-3-3)
CHE トーマス・トゥヘル(3-4-2-1)
交代 MCI 60’ デブライネ→ジェズス
64’ ベルナルドシウバ→フェルナンジーニョ
77’ スターリング→アグエロ
CHE 39’ チアゴシウバ→クリステンセン
66’ ヴェルナー→プリシッチ
80’ マウント→コヴァチッチ
2.迷将?グアルディオラ
またもペップの悪癖が出てしまったのだろうか。結果論にはなるがギュンドアンの位置にフェルナンジーニョまたはロドリを起用していれば喜んでいたチームは逆だったかもしれない。予想では終盤のリーグ戦では集中力を欠いたロドリではなく、正確かつ狡猾なぷれーができるフェルナンジーニョのスタメンが予想されていた。しかしスペイン人監督は大一番でこの2人ではなくギュンドアンを起用するといういう手に出た。しかしギュンドアンから効果的なパスがでることはなく、決定機に欠ける。もともとギュンドアンは今シーズン前線での活躍が目立っていただけに少々疑問符が残る采配だった。実際試合終盤に試合に入ったフェルナンジーニョは間違いなくシティの攻撃をソリッドかつスピーディにしていたから猶更もったいない。
3.チェルシー守備陣の奮闘
とはいえ、チェルシー守備陣の集中力は半端ではなかった。スターリングにはリース・ジェームズが、マフレズにはチルウェルがマンマーク気味に徹底マークをしスキを与えなかった。また幾度となく決定機をアスピリクエタをはじめ防ぎ、勝利への執念が見ることができた。またケガのチアゴシウバび変わって入ったクリステンセンは途中出場とは思えない集中力で試合にフィットし守備で貢献をした。カンテは攻撃に守備に大活躍で準決勝に続いて文句なしのMOMを受賞した。シティも決定機を幾度となく作ったが今日のチェルシーの守備陣は攻撃陣よりも気迫を感じたかもしれない。
4.試合総評
チェルシーはポゼッション覚悟で相手を徹底分析し、守備からリズムを作れたことが大きかったと思う。また得点のシーンもメンディからのビルドアップでDF陣をつり出し、マウントから見事なスルーパスをハヴァーツが決めた。アイデアが凝縮された攻撃でシティの鉄壁DF陣を突破してみせた。
逆にシティは先述したようにフェルナンジーニョを起用すべきだったのではないか。やはり大舞台を知るベテランの存在はこの試合には絶対必要であったはずだ。ペップが何を考えていたかは分からないが守備的に入ってくることが予想されたチェルシーに先制されてしまったのは痛かった。また不安なデブライネの交代などもあり終始攻めあぐねたマンC。アグエロに花道を作ることはできなかった。
個人的には試合後のジンチェンコの涙が印象的でした、正直本調子とは言えないDF陣の中で孤軍奮闘の活躍を見せ、守備に攻撃に貢献する彼の姿はこの試合に懸ける思いを表現していたと思います。ただチームの成熟度は世界トップであることに疑いはないので近い将来リベンジ必ずできると思います。
本日はここまで。
Premier Japan
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