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【我慢の限界?】ケイン、今夏での退団を希望か

こんにちは、Premier Japanです。

驚きのニュースが入ってきました。トッテナムFWハリー・ケインが今夏限りでの退団を希望していることが分かりました。

今シーズンプレミアリーグでは33試合に出場、22ゴール13アシストと文句なしの成績を残しているケインですがこのタイミングでの退団願い。その理由を考察していきます。

1.ヨーロッパコンペティション

 シーズン序盤こそ絶好調だったトッテナムですがその原動力はなんといってもやはりケインと孫の2トップ。夫婦なのではないかと思わせるほど息ぴったりのコンビネーションで両選手得点、アシストを量産していました。しかしながらケガなどが原因でシーズン序盤ほど得点できなくなると、同時にチームも失速。一時はプレミア制覇もささやかれていましたが、今や風前の灯。また出場していたELも1stレグでザグレブに2-0で先勝しながら迎えた2ndレグで3-0で逆転負けを喫するなどシーズンを通して安定感にかけたスパーズ。現状プレミアリーグ6位ということではありますがELに届くか微妙なところ。また上位2チームがリヴァプールとチェルシーであることや残りの対戦相手を踏まえても来季のヨーロッパコンペティションは非常に厳しい状況にあるといえます。またケインはスパーズで1度もタイトルを獲得していません。ようやく今年カラバオカップ制覇できるかに見えましたが決勝でマンCに敗れ今季も無冠が確定。そんなチーム状況を見限ったとも受け取れます。

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2.モウリーニョの解任

 こちらも大きいのではないかと思います。恩師ポチェッティーノが昨季途中に不振で解任され、そのあとに来たモウリーニョ。モウリーニョ自身もケインにチームを引っ張って行ってもらいたいという発言をしており(Amazon オールオアナッシングにて)おそらくケインもそれを躍起に感じてプレーしていたと思われます。しかしモウリーニョはカラバオカップファイナルの1週間前に解任されており、タイミング的な問題もあって懐疑的な見方もありました。ケインも同様にフロントに対して不信感を抱いた可能性はあります。レヴィは超がつくほどの合理的主義者なので仕方がないといえばそうなのかもしれませんが、目には見えないお互いの信頼関係の上で成り立っていたチームに水を差された格好になれば不信感が出るのはとうぜんです。


以上のような理由からケインはスパーズ退団を希望しているのではないかと思います。ただEL出場が叶えばもしかしたらという可能性もありますし、今後のビジョンをケインにフロント陣が明確に示せれば残留という可能性も全然あると思います。ケインの今後の動向に注目です!

Premier Japan

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