【背骨圧迫骨折】コルセット矯正中フィンガーフードがおすすめの理由TOP5~ウェルビーイング観点で入院を最適化する⑩
※これは、栄養面で食事制限のない方に関してのお話となります。ご理解いただけると幸いです。食事制限のある方は、入院中病院から提供される栄養での入院加療で退院を目指してください※
さて、食事の楽しみはウェルビーイング観点でとても大切なものです。
あたりまえに感じている食事ですが、これが大変な苦痛になることがあります。今回は、背骨圧迫骨折にフォーカスしてお話を進めます。
背骨圧迫骨折とは?
背骨圧迫骨折は、その影響が身体の多くの部分に及ぶため、非常に大きな脅威となります。
高齢者に多い: 背骨の圧迫骨折は、特に高齢者に多く見られます。骨密度の低下から骨粗しょう症などを引き起こすことで起こりやすくなり、男性よりも女性に多い骨折とも言われています。
とはいえ、安心しないでください。今回の入院で、10代女性の背骨圧迫骨折されている方のことを聞きました。高齢者に多いのですが、かといって油断できません。生活の制限: 背骨圧迫骨折は、日常生活に大きな制限をもたらします。例えば、コルセットを装着すると、身体を大きく動かすことが難しくなります。これにより、食事、移動、トイレなどの日常生活が困難になる可能性があります。
神経への影響: 背骨の中には神経(脊髄)があり、骨折の影響が脊髄に及ぶと、手足のしびれや運動麻痺が起こる可能性があります。
リハビリテーションの必要性: 背骨圧迫骨折後は、長期的なリハビリテーションが必要になります。これには、筋力の回復や歩行訓練などが含まれます。しかし、リハビリは時間と労力を必要とし、完全な回復には数ヶ月から数年かかることもあります。
再発のリスク: 一度背骨を骨折すると、再度骨折するリスクが高まります。これは、骨折した部分の骨密度が低下し、骨がもろくなるためです。
以上のように、背骨圧迫骨折は身近な存在であり、その影響は深刻です。そのため、予防策を講じることが重要です。これには、適切な運動、栄養バランスの良い食事、転倒防止などが含まれます。また、早期発見と適切な治療も重要です。これらの対策により、背骨圧迫骨折のリスクを最小限に抑えることが可能です。
一方で、背骨骨折でコルセット矯正をしていると、身体の動きに制限がかかります。
入院中の病院ベッドは、背中の角度調整や、足上げ機能もあり大変便利なものですが、そのお助け機能がゆえに、自分の意思以上に動かしてしまうと、痛くて起きてられない、お・に・くが挟まれて痛いなどなど💦
おまけに、神経にも影響があり箸がスムースに使えない💦
そんな状況に、フィンガーフードは非常におすすめです。
フィンガーフードがおすすめな理由TOP5をご紹介
1. 食べやすさと安全性
コルセットを装着していると、身体を大きく動かすことが難しくなります。
フィンガーフードは一口サイズで手軽に食べられるため、無理な姿勢を取らずに食事ができます。
これにより、食事中の転倒や怪我のリスクを減らすことができます[1][5]。
2. 栄養バランスの確保
フィンガーフードは多様な食材を組み合わせやすく、栄養バランスを取りやすいです。
骨の回復にはカルシウム、ビタミンD、ビタミンK、タンパク質が重要です。
例えば、チーズやナッツ、魚介類を使ったフィンガーフードは、これらの栄養素を効率よく摂取できます[2][4]。
残念ながら、病院食では骨の回復・成長を助けるだけの栄養が用意されていないことがあります。
栄養制限ない場合は、それらを補うことで、より早い退院を目指すことができます。
3. 食事の楽しみを提供
入院生活は単調になりがちです。
フィンガーフードは見た目も華やかで、食事の楽しみを提供します。
色とりどりの食材を使ったフィンガーフードは、視覚的にも楽しめ、食欲を刺激します。
これにより、食事が楽しい時間となり、精神的なストレスも軽減されます。
4. 簡単に準備できる
フィンガーフードは簡単に準備できるものが多く、看護師や家族の負担を軽減します。
例えば、野菜スティックやフルーツカット、チーズキューブなどは手軽に用意でき、
栄養価も高いです。
これにより、食事の準備がスムーズになり、患者さんも安心して食事を楽しめます。
5. 適度なカロリーコントロール
骨折療養中は運動量が減るため、カロリーオーバーにならないように注意が必要です。
フィンガーフードは一口サイズで提供されるため、食べ過ぎを防ぎやすく、適度なカロリーコントロールが可能です。
これにより、体重管理も容易になり、健康的な体重を維持できます。
~ご参考~
https://medley.life/diseases/54ec5ad89711e733261b62c4/
https://yamanopt.com/vertebral-compression-fractures-low-back-pain-non-surgical-management/
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/22-外傷と中毒/骨折-脱臼-および捻挫/脊椎圧迫骨折
https://fdoc.jp/byouki-scope/disease/compression-fracture/
https://bing.com/search?q=背骨圧迫骨折の脅威
フィンガーフードは、どちらかというと、
病院では用意してくれない領域になります。
何が起こるか?
用意するご家族・友人が差し入れして、
患者さんが残したを食べる→食べ過ぎ→体重増💦
お見舞いに行く方のウェルビーイングも大切にしましょう笑
フィンガーフードは、背骨骨折でコルセット矯正をしている方にとって、
食べやすく、栄養バランスが良く、準備も簡単で、食事の楽しみを提供する、素晴らしい選択肢です。
これらの理由から、フィンガーフードを積極的に取り入れて、
早期回復・退院を目指しましょう!
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