退職まで有給休暇フルでもらえたのでひとり旅してみた。
退職まであと34日。
有給休暇をフルで消化させてもらえることになり嬉しい反面、いきなり暇になった私。
「退職して少し休んで次のお仕事をしよう。」
なんて退職願いを出した時は考えていましたが、有給休暇を数日過ごしたあたりから、
「この休暇中に何かできるのでは?」
とぼんやり思うようになりました。
そこからは、何でもよいので少しでもやってみたいと思ったことを、出来ることから出来るだけやってみよう!と決めました。
やらなきゃいけないことではなく、やってみたいことです。
特に思い浮かばないときは逆に何もしないことにしました。
最初は身近なことが多かったですが、ひとつひとつ小さなことでも実現していくうちに、ひとり旅にいってみたいと思うようになり、今週、3泊4日で縁もゆかりもない山口県の湯田温泉に行ってきました。
結論から言うと、ひとり旅に行ったことはとても良かったです。
その中でも1番良かったことは、出かける前や旅行中はまだ職場であったことや辞めるという決断について、更にはこれまでの自分の人生について気がつくと考えてしまっていたのですが、家に無事帰り着いた瞬間、達成感を感じてすべてのことをもう終わったことで今じゃないと認識できるようになったことです。
心の中にあった何度癒やしても癒されなかった傷が、治った感じがしています。
心も体と同じで癒すだけではなくリハビリが必要なんですね。
1人でする旅は、全部自分で考えて決めていかないと進まないですし、思い通りにいかなくても誰のせいにも出来ず、うまくいけば達成感が得られます。
何か次のステップに進むには、ひとり旅はとてもいいリハビリになると感じました。
そして、現地で友達に会ったりせず、計画から予約含めて飛行機での旅ができたということは、自分にとってとても大きなことでした。
何年も消えない大きなトラウマで、自分で何かをすることが怖くなってしまった理由でもあり、でも自分で克服するしかないと知っていた2001年の9.11のこともきちんと過去のことにしてくれました。
更に今回の旅で英語を使うことになったのも偶然ですが、9.11の時のこととオーバーラップして、無事帰ってきた時に大きな達成感と安心感を与えてくれたのだと思います。
飛行機での本当にひとりのひとり旅は、一生できないと思い込んでいましたし、実は、それをすることでこんなにも自信を取り戻せるのだとも思っていませんでした。
もっと早く飛行機でのひとり旅をしていれば!と思いつつも、今だからできたのかも知れないとも思います。
ちょっとしたきっかけからとった行動でしたが、結果的に大きく自分を変えることになりました。
9.11のことは別媒体では書いたことがありますが、また今の視点で記事にしたいと思っています。
引き続き、有給休暇中の記事を書きたいと思いますので、興味があれば読んでいただけたら嬉しいです。
noteを読んでいただきありがとうございます!応援してくださると大変嬉しいです。