見出し画像

オールジェンダートイレはダメなのか!?

こんばんは

男女別トイレをオールジェンダートイレにするというのが話題になっていますが、

子持ち主婦の友達と、同性愛婚やLGBTについて話題にしていた時、

友達「同性愛婚は当事者たちの問題だからいいと思うよ、でもLGBT法はどうなの?トイレはどうなるの?私は娘を守れないから怖い」

その友達には10歳に満たない娘が2人います。
母親は何をおいても我が子第一で社会を見ていて、
私は改めて彼女の発言について考えさせられました。

ぶっちゃけ言うと、
体も心も女性になったトランスジェンダーの人がトイレに入ってもいいんじゃないと思いますが、
一方でトランスジェンダーでない男性が用を足す以外の目的で女装をしてトイレに入る事案を聞くと怖いです。

そこで、LGBT差別禁止法がもうけられているアメリカ・ヨーロッパではなにが起こっているか調べてみました。
LGBT差別禁止法では、学校や公共の施設でトイレは男女・LGBTを一体化したオールジェンダートイレに次々と入れ替わり、ジムの更衣室・シャワールームは、見た目関係なく精神的に女性かどうか自己申請するだけで女性用を使用できるのです。そこを区別すると、差別になるとのこと。

ですが、実際にはアメリカやヨーロッパではLGBT差別禁止法での事件が発生しています。

ケース①
身体的には男性のトランスジェンダーがシャワールームに入ってきて、
母親が「娘を見て勃起している」と訴えました。
ここで問題になったのは、母親の方だったのです。
母親は「差別主義者」だとバッシングを受け、LGBTのデモまで起こりました。

ケース②
アメリカの別の州でも、17歳の少女がシャワールームに男性が入って来たと訴えたが、その男性はトランスジェンダーでした。
17歳の少女はその時の恐怖について語り、幼い妹も同じ目に遭わせたくないと訴えたものの、
身体的には男性のトランスジェンダーの人が、女性のシャワールームに入る権利があると訴えて裁判に勝ちました。
17歳の少女の声は聞き入れられなかったのです。

差別は弱い立場と強い立場との格差であり、差別禁止はその格差をなくして平等にしようという事ではないのでしょうか?
だが、2つの事例をみると、弱者が守られていない状況に陥っているようにみられます。
主張の強い者勝ち、というのがいかにもアメリカらしいとも思いますが。

あらゆる人種・性別の権利を守るのは大事だと思います。
でも、権利や政治、思想ばかり先行して、
身近な被害もしくは、被害になりうる側面をどう考えていけばいいのか?

例えば、学校で差別禁止の大義名分で、
区別していた男女トイレを廃止し、オールジェンダートイレを設置したらどうなるのか?
生徒たちは全員身元が分かっているから不審者はいない。
という意見もあると思います。

ですが、イジメのない学校はない。

オールジェンダートイレよって、さらに複雑ないじめ事件が発生する、その引き金になるかもしれません。

学校の外でも、商業施設や公共の場でオールジェンダートイレしかなかったら、ストーカー被害の女性は外出先でトイレに行けません。(逆もしかり)
盗撮もし放題。
「防犯カメラを設置すればいい」という意見もありますが、
防犯カメラは事件が起きてからの証拠となるが、物理的に事件を未然に防げるんでしょうか?

日本はまだLGBT理解増進法案だからとか、
日本は欧米より遅れているとか言われますが、
足踏みをして遅れてもいいと思います。
世界の最先端をいくアメリカ・ヨーロッパで、LGBT法がもとで被害が出ている現実から学ぶ事、考えることが沢山あるんじゃないでしょうか?

そして、友達の話に戻ると、「娘を守れないから怖い」という母親の気持ちが痛いぐらい分りました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?