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イスラエルはパレスチナなくして「存在できない」: サウジ外相

【イスラエルはパレスチナなくして「存在できない」: サウジ外相】

- イスラエルはパレスチナ国家に断固反対しているが、リヤドはテルアビブとの関係正常化のためにはパレスチナ国家が必要だとしている。-

News Desk
2024.05.27


#サウジアラビア#ファイサル・ビン・ファルハン外相 は5月26日、ブリュッセルで記者団に対し、パレスチナ人の自決権を肯定しつつ、イスラエルがパレスチナ国家の存在なしには存在しえないことを受け入れることが「絶対に必要だ」と語った。

「信頼できるパレスチナ国家の樹立を伴う二国家解決策が…パレスチナ人の利益に役立ち、彼らの自決権を実現すると強く信じている。」

とビン・ファルハン外相は日曜夜に述べ、

#イスラエル が、「パレスチナ人に民族自決の権利があるかどうかを決めることはできない。」

と付け加えた。

「それはイスラエルの利益にもなり、イスラエルが必要とし、またそれに値する安全保障をもたらす。」

外相のコメントは、複数の欧州諸国が #パレスチナ 国家を一方的に承認した中で出た。

「ノルウェー、アイルランド、スペインのパレスチナ国家承認は、単なる象徴的なものではない。」

ビンファルハン外相は5月26日、ブリュッセルで記者団に対し、パレスチナの自決権を肯定しつつ、「2国家解決策の実現可能性」を改めて強調するものだ。

サウジアラビアの外相はブリュッセルでEUのボレル外交政策責任者と会談し、「2国家解決はイスラエルがしなければならない痛みを伴う譲歩ではなく」、イスラエルにとって「安全保障上の脅威」でもないと述べた。

多くの西欧諸国は過去に、イスラエルとの交渉過程を経てパレスチナ国家が樹立された場合にのみパレスチナ国家を承認すべきだと主張してきた。

しかし、『エルサレム・ポスト』紙は、イスラエル政府がパレスチナ国家に声高に反対していることから、一部のヨーロッパ諸国が立場を変え、パレスチナの国家化を一方的に認めるようになったと指摘している。

一方、#アメリカ とサウジアラビアは防衛協定について協議を続けており、アメリカはサウジにイスラエルとの国交正常化を促すパッケージの一環として提案している。

サウジアラビアは、パレスチナ国家への信頼できる道筋が確立されるまでは、イスラエルとの国交正常化は不可能だと述べている。

タイムズ・オブ・イスラエル紙は、現在進行中の交渉の一環として、アメリカは今後数週間のうちにサウジアラビアへの攻撃用武器の販売禁止を解除する見込みだと報じている。

水曜日、#アントニー・ブリンケン 米国務長官は、アメリカとサウジアラビアは、イスラエルとのより広範な国交正常化交渉の一環として、原子力エネルギー、安全保障、防衛協力に関する合意に非常に近づいていると述べた。

ホワイトハウスは、サウジアラビアとイスラエルの正常化を重要な目標としている。

#ジョー・バイデン 大統領は、次の大統領選挙までに合意に達することを望んでいる。

(了)


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