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フェイスブック、パレスチナ人への暴力を扇動する広告を許可/The Cradle

【フェイスブック、パレスチナ人への暴力を扇動する広告を許可】

- 暴力を扇動するフレーズを含む広告の掲載はフェイスブックのポリシーに違反するが、反パレスチナの扇動的なスローガンはモデレーションフィルターを通過することができた。-

2023.11.24

『インターセプト』紙が11月21日に明らかにしたところによると、#フェイスブック は、#パレスチナ 人に対する暴力を助長する扇動的な広告の掲載を許可しており、具体的には、「パレスチナ人のホロコースト」を呼びかける複数の広告が掲載されている。

このような侮蔑的な表現はフェイスブックのポリシーに直接違反するにもかかわらず、

「ガザの人々の女性と子どもを一掃する」

といった表現を含む広告は、モデレーション・フィルタを通過することができた。

ソーシャルメディアの調査とアドボカシーを専門とするパレスチナの団体、7amlehの創設者であるナディム・ナシフ氏は、

これらの広告の掲載は、パレスチナ人との取引におけるメタ社の新たな不手際である

と指摘し、

「この危機を通して、我々は #メタ 社のパレスチナ人に対する明確な偏見と差別の継続的なパターンを見てきた」

と付け加えた。

フェイスブックとメタのガイドラインに違反するヘブライ語とアラビア語の広告が提出された。

これらの広告の中には、暴力をあからさまに宣伝し、パレスチナの民間人の殺害を明確に促しているものもあった。

フェイスブックの自動コンテンツモデレーションシステムを精査するイニシアチブは、ナシフがフェイスブック上でパレスチナ人の権利擁護者ポール・ラルーディの暗殺をあからさまに擁護する広告に気づいたことから生まれた。

この宣伝コンテンツは、危険なものをフィルタリングするフェイスブックの自動システムを回避した。

最終的にこの広告は苦情の申し立てを受けて削除されたとはいえ、明らかにフェイスブックのポリシーに反しているこのような露骨な殺人の呼びかけが、どのようにしてプラットフォーム上での表示を承認されたのかという深刻な懸念を引き起こした。

パレスチナの権利擁護者の殺害を呼びかける広告は、元 #イスラエル 軍高官が設立した極右団体「Ad Kan」がスポンサーとなっていた。

(了)

引用元

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