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ブリンケン米国務長官、イスラエルの戦争犯罪を調査する特別要請を棚上げ

【ブリンケン米国務長官、イスラエルの戦争犯罪を調査する特別要請を棚上げ】

- 国務省の特別委員会がリストアップした犯罪の多くには、イスラエルによるパレスチナ人への拷問、レイプ、処刑が含まれている。-

2024.04.18

(Photo credit: Reuters)

#アンソニー・ブリンケン アメリカ国務長官は、パレスチナ人に対する人権侵害をめぐり、一部のイスラエル警察と陸軍部隊が米国から資金を受け取ることを禁止するという国務省の提案に応じていない。

ブリンケン氏は、イスラエル軍のガザでの行動に対する懸念が高まっているにもかかわらず、これを無視した」と国務省の現職および元職員は語っている。

国務省の特別委員会は、数カ月前にこの提案を行った。

#イスラエル 軍部隊に対する行動に関する勧告は12月にブリンケン氏に送られたが、

「それ以来、ブリンケン氏のブリーフケースに入れられたままになっている」

とある当局者が4月17日にプロパブリカに語った。

問題となっているイスラエルの人権侵害は、主に10月7日のアルアクサ・フラッド作戦の < 前 > に、占領下のヨルダン川西岸で行われたものだ。

その中には、イスラエル国境警察によるパレスチナ人の処刑や、尋問中の拷問や強姦も含まれる。

「このプロセスは、慎重かつ全面的な見直しが要求されるものです。

国務省では対象国に関係なく、同じ基準と手順を適用して、事実に応じた調査を行います」

と、『パブリカ』は国務省報道官のコメントを引用している。

イスラエルとの関係に携わってきた同省の複数の関係者によれば、

「ブリンケン氏の不作為は、バイデン大統領の(イスラエルに対する)公的な批判を弱体化させ、『政権が真剣な措置を取る気がない』というメッセージをイスラエル側に送った。」

ということである。

#ジョー・バイデン 米大統領は、ガザ地区で前例のない数の#パレスチナ 民間人が殺害されたことに公に不満を表明している。

しかし、アメリカの資金と武器はイスラエルの戦争努力を煽り続けており、イスラエルがガザ地区でパレスチナ人に対して犯した戦争犯罪の記録が増えているにもかかわらず、それを調査する正式な努力はなされていない。

火曜日、『ワシントン・ポスト』紙は、ガザ北部で車に閉じ込められた6歳の子どもとその家族の殺害におけるイスラエルの役割について、詳細な調査を発表した。

国務省のマシュー・ミラー報道官は、アメリカ政府はこの件についてイスラエル政府に「さらなる情報を求める」と述べた。

アメリカは、飢餓に陥り絶望的な援助を求める数十人に対する2月下旬の #小麦粉虐殺 を含むいくつかの事件を調査すると発表した。

しかし、イスラエル軍の内部調査がイスラエルの非を認め、アメリカ政府がこの殺害を非難することを拒否して以来、この件に関してアメリカの調査が開始されることはなかった。


『ガーディアン』紙は1月、インタビューと国務省の文書を引用して次のように報じた。

ここ数年、アメリカの人権法からイスラエルを守るために、特別なメカニズムが使われてきた。

『プロパブリカ』の報告書は、#ガザ でイスラエルに拘束されていた数十人のパレスチナ人が解放された数日後に発表され、その多くがイスラエル軍による屈辱や #拷問 を含む恐ろしい扱いについて証言している。

(了)


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