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アルジェリアがパレスチナの国連正式加盟を主導

【アルジェリアがパレスチナの国連正式加盟を主導】

- 国連の専門委員会がパレスチナの加盟申請を審査している、アメリカは今のところ阻止していない -

2024.04.09

パレスチナ国連オブザーバーのリヤド・マンスール大使(写真出典:CNN)


#パレスチナ自治政府 (PA)は、#イスラエル とアメリカの反対にもかかわらず、国連安全保障理事会の非常任理事国である #アルジェリア の助けもあって、パレスチナの国連正式加盟を再び推進している。

#安保理 は4月8日、オブザーバー国であるパレスチナの国連正式加盟申請を、新規加盟申請を審査する専門委員会に付託した。

この付託は、4月の安保理議長を務めるマルタのヴァネッサ・フレージャー大使が提案したもので、安保理理事国15カ国からの反対はなかった。

#国連 のオブザーバー資格を持つパレスチナは、2011年に初めて正式加盟を申請したが、その後、加盟は停滞していた。

先週、パレスチナのリヤド・マンスール特使は、アントニオ・グテーレス国連事務総長に書簡を送り、申請を再提出するよう求めた。

#アラブ諸国連盟 、イスラム会議機構、非同盟運動もまた、グテーレス事務総長宛に書簡を送り、この加盟申請を支持した。

「今日現在、140の加盟国がパレスチナ国家を承認していることにご留意いただきたい。」と書簡は述べている。


1月に安全保障理事会の非常任理事国となったアルジェリアは、パレスチナの正式加盟を強く支持してきた。

#ガザ に対する戦争が始まる前の9月、アルジェリアのアブデルマジド・テブン大統領は、総会での演説でパレスチナの国連正式加盟を呼びかけた。

彼の呼びかけは、サウジアラビアをはじめとするアラブ諸国がイスラエルとの関係正常化を進め、パレスチナの大義に対する国際的な支援が低水準に達していた時期に行われた。

今月、テブン大統領はこの呼びかけを新たにし、「アルジェリアは4年間、パレスチナ独立国家樹立のためにたゆまぬ闘いを続けてきた」と述べた。

今日、パレスチナ国家が国連の正式加盟国になれるという希望が現実のものとなっている。」と付け加えた。

彼は、いくつかのヨーロッパ諸国がすでにその樹立を求めていることを強調した。

正式加盟国として承認されれば、パレスチナは総会での投票や安全保障理事会への立候補など、国連のあらゆるプロセスに参加できるようになる。

「重要なことは、これはパレスチナの完全な主権を国際的に承認するという、非常に象徴的な一歩でもあるということです。」

とインターナショナル・クライシス・グループの国連アナリスト、マヤ・アンガー氏はザ・ナショナル紙に語った。

しかし、 #アメリカ は安保理で拒否権を行使し、パレスチナの加盟を阻止することができる。

ロバート・ウッド駐国連副大使は月曜日、この問題は国連ではなくイスラエルが決めるべきだと述べた。

これは「イスラエルとパレスチナの間で交渉されるべき決定」だと彼は主張した。

「(#オスロ合意 の)最終的な地位の問題だ。両者は協定を結ぶ必要があり、そうすれば正式加盟が実現するはずだ。」

(了)

🙄 アメリカ国連大使のロジックには無理がある。パレスチナとイスラエルの話し合い❓協定❓ 今、イスラエルを見てそれができると思うのか❓まるで何も起こってない国家間の話をしているようだ。現実乖離。こういう高官の言動は、アメリカ人でさえ不思議に思っている👇

【参考記事】

- 西側諸国は依然として #ガザ#大虐殺 が起こっているかどうかわからないと言っているのか…🤔 -


【アングル:険しさ増す中東和平、歴史的なオスロ合意から30年】 - ロイター


【パレスチナとイスラエルの歴史】

- イスラム教が始まって以来1300年以上、ユダヤ教徒とイスラム教徒は、かつてないほど文化的・宗教的に調和して共に暮らしてきた。-


引用元

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