アラブ諸国は政権交代に失敗したシリアを再び受け入れた/The Cradle
【UAE特使、2011年以来初めてシリアの首都を訪問】
- アラブ諸国は政権交代に失敗したシリアを再び受け入れた -
ハッサン・アフマド・アル=シェヒ駐シリア・ #アラブ首長国連邦 ( #UAE )大使が1月30日、#シリア の首都ダマスカスに到着した。
「シェヒ大使は、空席となってから13年ぶりにUAE外交使節団を率いることになる。」
Al-Watan紙によると、2018年にダマスカスの大使館が再開されて以来、アブドゥル・ハキム・アル・ヌアイミ臨時代理大使がこの役職を務めてきた。
シェヒ氏は以前、2015年からイラクの首長国特使を務めていた。
それ以前はスーダンのUAE大使だった。
ダマスカスとアブダビは、7年間断絶していた国交を2018年に回復した。
シリアとUAEの関係は、2011年に始まった米国主導のシリアへの政権交代戦争を裕福な湾岸諸国が支持した後に悪化した。
その後、両国間の関係は徐々に改善されてきた。
UAEのモハメド・ビン・ザイード(MbZ)大統領は、関係が回復して以来、何度もダマスカスを訪問している。
3月には、シリアの #アサド大統領 が公式訪問のため夫人とともにUAEを訪れた。
シリアと #ヨルダン (米国主導の対シリア戦争のもうひとつの支援国)の関係は、2021年に回復した。
2023年2月にトルコとシリアで数万人が死亡する壊滅的な地震が発生した後、アラブ世界は災害後の過酷な状況を緩和し、シリア危機を終結させる目的でダマスカスを外交的に受け入れるようになった。
同年5月、シリアと #サウジアラビア の国交が回復した。
また同月、アサドはアラブ連盟首脳会議に10年以上ぶりに出席した。
ワシントンはダマスカスとの和解に反対し続けた。
報道によれば、#アメリカ はUAEを含む湾岸諸国に対し、シリアへの投資を凍結するよう圧力をかけている。
(了)
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