インナーチャイルドの癒し方 2023最新版🌱
こんにちはAkaneです。
今回は「インナーチャイルドの癒し方 2023最新版」をお届けします✨
この記事では、実際にインナーチャイルドを癒す手順とポイントについて、またセルフラブの実践方法について解説していきます。
2022年版との違い
・2022版の記事に手を加えたのではなく、全て書き下ろし
・より詳細な手順とそのポイント解説を追加
・「心」の核心にフォーカスを当てた解説を追加
・詳細なセルフラブの実践方法の解説を追加
・スピリチュアルな解説をあらゆる部分に追加
2022年版の内容よりも更に「心」の核心に迫ったポイント解説、豊富な例やスピリチュアルな解説やセルフラブの具体的な実践方法も追加しています。普段セッションをさせていただいている中で発見したポイントや洗練されてきた方法を全て記載しています。
※この記事の内容は約2万2千字です。
※2022年12月26日加筆修正済
そもそもインナーチャイルドとは何なのか、なぜ癒す必要があるのかについての詳細な解説は以下の記事をご参照ください↓
✏️【保存版】インナーチャイルドの基本
✏️なぜインナーチャイルドを癒す必要があるの?
旧版「インナーチャイルドの癒し方2022」の記事はこちらになります↓
✏️インナーチャイルドの癒し方【2022最新版】
□この記事の内容(8つの項目)
⓪インナーチャイルドとは何か?なぜ癒す必要があるのか?
①まずは下準備。「今」の自分の本音を、とにかく自由にエネルギーのままに書き出す。
②実際にやってみよう。まずは「感情の書き出し」で感情を全肯定し、思考と感情を区別する。
③「感情の書き出し」から、さらに自分の感情の理由を深掘りする。「怒り」の正体。
④言いたかったのに言えなかったこと、言ったのに聞いてもらえなかったこと。「セリフの書き出し①」
⑤両親に言ってもらいたかったこと。「セリフの書き出し②」
⑥「セリフの書き出し」の種明かし
⑦あなたは何を求めてる?「願望の書き出し」
⑧セルフラブの具体的な実践方法8つの解説
「本音をシンプルに言語化する」
「自分を責めない、ダメ出ししない、善悪のジャッジをやめる」
「自分に問題があるから解決しなければ、という考えをやめる」
「欲しい言葉を自分にかける」
「感情や感覚を感じ、大切にする」
「とにかく自分に優しく、自分を満たしていくこと、"体感"に集中する」
「幼少期にやりたかったことを今やる、やってみたいことは全てやる」
「スピリチュアルな視点を取り入れる」
⓪インナーチャイルドとは何か?なぜ癒す必要があるのか?
インナーチャイルドは「子供の自分、自分の中の子供の部分」と言われることも多いと思いますが、私は「心」として捉えています。素直で純真で嘘がない、魂と常に一致しているのが「心」です。
インナーチャイルドを「別のどこかにいる自分、過去の自分」として捉えてしまう人も多いですが、「心」なので、つまりインナーチャイルドとは他の誰でもない「自分自身のこと」です。
「心」は私たちにとって「感じる」機能そのものであり、魂そのものであり、喜怒哀楽などの感情だけでなく幸せ、安心、自由、なども「心」で感じるものです。心=魂と捉えてもOKです。
私たちの本体は魂です。
そして現時点で生きづらさ、苦しさを感じている人は、その苦しさをやはり「心」で感じています。
では、なぜ心が苦しいのでしょうか?
その原因は「思考(観念、思い込み、思考回路、ジャッジなど)」にあります。
思考と心の仕組みの基本として
「感情は思考の後に発生する」(味覚や熱い寒いなどの体感覚は思考より前)
「心が苦しさを感じるのは、思考が心(魂)と解離している証拠」
です。つまり
生きづらい人、苦しい人は「思考(とそれによる選択や行動)で自分を苦しくしている」状態だということです。
魂(心)が求めること、望むこととは違う思考をしたり、それに基づいて選択・行動をするから苦しくなる。
ストレスや不快感を感じているのに、思考でそれに対応しないから苦しくなる。
いつも心を苦しめてしまう思考は、まず心とコネクトしていません。
心とコネクトしていないので、自分の心が何を感じ、何を求めているのかを理解したり、探ること、対応することができません。
だから思考でますます自分が苦しくなることを考えたり、苦しくなるような考え方をしたり
自分がやりたくないことを選択したり、自分を我慢させたり、自分を責めたり、、、
いつまで経っても「自分の心がラクになる方法」を取ることができません。
では、どうしたら思考と心をコネクトすることができるのか?
そのためには、自分の思考を使って自分の心にアクセスする必要があります。
この初歩としておすすめなのが、インナーチャイルドを癒す作業です。
インナーチャイルドを癒す作業では、主に幼少期や家族と暮らしていた頃を思い返して、それにまつわる自分の感情・本音・願望を書き出していきますが、なぜ幼少期を振り返る必要があるかというと
「親子関係での思考の学習によって、今の自分のほとんどの観念(思い込みや価値観、信念)が出来上がっている」からです。
もっと言うと、例えば「私は愛されない存在なんだ」という思考をしやすい自分、というプログラムを、自分の魂がこの人生ゲームを始める時の初期設定(変更可能)をしているから、反射的にそういう思考をしてしまうというところから人生がスタートする。「観念」はこのようにして、魂が体験したいことやプロセスに応じて自分で初期設定しています。これがホロスコープにも反映されています。
幼少期に家庭で強い不安を感じると(恐れの感じやすさは魂がしたい体験に基づいて自分で初期設定しています)、親の機嫌を取ろうとしたり、親の顔色を伺ったり、親の願望を汲み取って叶えようとしたり、親に認めてもらおうとしたり、親に注目してもらおうとしたり、、つまり「思考のフォーカス」が自分ではなく親(=他人)に向き続けている状態になります。これがいわゆる「他人軸の思考」「承認欲求」というものです。
幼少期に、外側ばかりに注視していたことで見れていなかった自分の心や体感をしっかり見ていく。
幼少期に、「私が悪いんだ」とか「お母さんは私のことが嫌いなんだ」とか「なんでこんなお父さんなの」のように「自分の感情や願望」ではない「思考による結論づけや、外側を責めるだけの思考(心の言語化をしない)」をしていた部分を、しっかりと自分の心にコネクトしなおしていく。
インナーチャイルドを癒す作業は「頭を心にコネクトするためにやること」だということです。
※「インナーチャイルドを癒す=未消化の感情を感じる、癒す」というイメージも強いかもしれませんが、「未消化の感情」というものは存在しません。なぜなら、感情は「今」感じるものだからです。感情は「今、自分から発生しているエネルギー」です。宇宙には今しかありません。
私が提唱しているインナーチャイルドの癒し方では「過去に自分が実際に感じていた感情を肯定することで、過去にまつわる他人軸な記憶の書き込みを修正し、今の自分が蓋をしたり否定している感情、心と体で感じていることをを感じて認識する機能を取り戻す」ということをやっていきます。つまり「思考の選択を変える」ための作業であるということです。
それでは、ノートとペンをご用意ください。
実際に書き出しの作業によって頭と心をコネクトしていきましょう。
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⭐︎インナーチャイルドを癒す上での注意点(必ずお読みください)
※PTSDなどトラウマレベルの記憶がある方は、まずは専門家の方のカウンセリングをお受けください。
※インナーチャイルドを癒すのは「自分の親や家庭にどんな問題があるか」をジャッジするためではありません。「誰が悪いか」をジャッジするためでもありません。「あなたが家族から愛される存在か、愛されない存在か」をジャッジするためでもありません。これらのジャッジの思考(による恐れ)がある人は、インナーチャイルドを癒す行為、向き合う行為そのものに抵抗を感じます。自分のそもそものジャッジメント思考に気づきましょう。
インナーチャイルドを癒すのは「あなたがリアルに感じていたことを、あなたがそのまま肯定していく」「あなたがあなたの心の真実だけを見てあげる」「頭と心をコネクトする」ためです。
※この書き出しの作業をしていく上で大事なのは「100%自分の味方になる、自分に寄り添い、共感し、優しくする」ということです。「自分の本音をありのままに見てあげて、自分が感じていたことの全てを受け止めて、癒し、解放してラクにしてあげるんだ」という意図で始めましょう。
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①「今」の自分の本音を、とにかく自由にエネルギーのままに書き出す
リラックスできて、1人で集中できる静かな場所で
ノートとペンを用意しましょう。
さてまずは下準備です。
ノートに「今の自分の本音」を出し切るまで書き出してみてください。
今の仕事やめたい!
なんかモヤモヤする
あの人がムカつく、あの人のせいで私が不幸だ
自分のことが嫌い
苦しい、しんどい
もう家事したくない!
〇〇がすごく不安
などなど…
今、あなたの中にあるモヤモヤや不安、愚痴や不平不満や怒り、それらをとにかく書き出してください。
強い思いであれば、大きな字で強く書き殴ってください。
何を書いてもOKです。「吐き出す」つもりで、スッキリするまで書いてください。
この書き出しによって、まずは今の自分の状態、本音を丸ごと全力で肯定します。
②「感情の書き出し」で感情を全肯定し、思考と感情を区別する。
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