見出し画像

怪しいタイトルの記事は中身が読まれないことで完成するのかも知れないという仮説

先日Twitterにて開催されていたnote勉強会を拝聴した。
いろんな人がnoteで創作活動をしていて、また運営側も支援してくれる、ハッピーに溢れた時間でした。

その中で、読まれやすい記事とは?で、タイトルの付け方についての話があった。
少し前に友人とも「タイトルって大事だよね」みたいな話をしたところだったので非常に共感した。

話は少し変わるが、
今よく目につくのはミスリードを誘うようなタイトルの付け方をしている記事。
基本的には政治的な記事が多いですが、
SNSで公開されていて、そのコメント欄を見ると"ミスリードだ!!"という指摘がたくさんぶら下がっているかと思えば、
著名人がRTして擁護、またそのコメント欄が炎上している、そんな光景を見たことある人は多いと思う。

なんでそんな記事が多くなってしまったんだろう、ただただメディアのリテラシーが下がってしまっただけなのか?と考えてみました。

・テレビ、新聞→Webへの移り変わり
先日Webの広告費がテレビを抜いた、というニュースがあった。
本当にWebが強い時代なんだろうと思う。
ここでふと思うのが、テレビや新聞は受動的、Webは能動的なものだということ。
テレビや新聞は興味のない内容でも、目や耳に入れることが出来るが、Webはタイトルや概要文以外はクリックしないと全文は見えない。
そりゃ新聞も読む読まないの選択は読者に委ねられるが、全文がフルオープンにされているので、視界には入ってしまう。
つまり、タイトルで注目を得たとしても、中身もそのまま公開されるので、ミスリードを誘うようなタイトルだと、違和感もそのまま伝わってしまう。
しかしWebなら、中身をわざわざ見に行かないと、その違和感にはたどり着かない。
そこにカラクリがあるんじゃないかと勘繰ってしまった。

ミスリードを誘うようなタイトルは読まれなくてもいい
何か思惑がある記事の場合、タイトルのみで中身を読まない人への刷り込みを優先しているのではないか?という仮説を立ててみた。
そうなると記事は、沢山の人に何らかの形でリーチすればいいと考えられる。
すると中身を読んだ人が「おかしい!」と叫ぶ声ですら、拡散のための利用価値があるのではないか。
いわゆる炎上商法だが、タイトルのみがおかしいくらいなので、叩かれるが致命的な問題にはなりにくいのかも知れない。
そう思ってみると、なんでこんなタイトルの付け方しちゃうんだろう、炎上してるし、中身見たらバレるし意味ないじゃん。という疑問にも少し納得してしまった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?