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時間と余白を確保する。

身の上話。
ミニマリズムに傾倒したきっかけやら。です。

昔は真逆で、沢山のものを安く手に入れることに価値を置いてました。「これいくらやと思う?」という大阪人的なノリが好きで好きで、部屋はモノだらけで散らかっていて、親に片付けしろと言われ続ける毎日でした。
そしてドラマやら深夜番組やらテレビばかり見て、夜更かししているような生活を大学院を卒業するまでずっと続けていました。

・時間を消費しない
まず最初のターニングポイントは
今の職場に入社した際の3ヶ月の強制寮生活です。

3畳の独房みたいなお部屋で、
「テレビはねぇ、トイレはねぇ(共用)、シャワーもねぇ(共用)、あるのはベッドと机だけ。」という度合い。
この生活の中ではただただ圧倒的な時間が生まれます。
そこでスキルアップのための勉強やニュースを自分で探して把握するな時間をとるようになり、これまでの時間の使い方は本当に良かったのか?と見直すきっかけとなりました。
本当にテレビって時間泥棒だなと深く理解した覚えがあります。

3ヶ月の寮生活後は入寮希望者は7畳の広い部屋に移動することになるのですが、周りがテレビやらゲームを買う中、わたしはMacBook1台のみ購入し、1年半ほどその生活を続けました。
とにかく時間を消費しないことに注力しました。

・余白を生み出す
その後寮を出て中崎町で一人暮らしをすることになりました。
これは失敗談です。
時間を消費しないことは継続するため、テレビなどはなかったですが、家具が好きなことも相まって、よく本でみる「お洒落な部屋」のように家具や絵を部屋に配置することをしてしまいました。

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最初の一人暮らしの部屋。

最初は好きな家具に囲まれていることに喜びを感じていましたが、ジワジワと部屋に窮屈感を覚えるようになりました。
ここで感じたのは部屋の余白がなければ窮屈に感じてしまうということ。
そして、部屋の大きさと家賃は決まっていますから、「広い部屋は高い、狭い部屋は安い。広い部屋は余白が多い。しかし、物が多いと部屋は狭くなる。
その中で普段使わないものがあれば、その物が占拠している広さ分の家賃を無駄に払っていることになる。
つまり狭い部屋でも、物を減らしてスペースを解放してあげる。余白を作ることで、窮屈感のない広々とした部屋のようになる。」という考え方に行きつきました。

・引越しと物の見直し
その後一度実家に戻ったりしたのですが、その際に不要なものは全て廃棄。
ミニマリストとして生活するために所持品をリセットしました。
そして現在の部屋でまた一人暮らしを始めました。

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The ミニマリストの部屋に比べると少し物は多いですね。
ですが時短のための品と好きな家具や趣味の品はあって欲しいという兼ね合いからソファやウォーターサーバー(お湯でる)、ルンバ 、ベッド、コーヒー器具なんかを部屋に配置してます。
本当に必要だと思ってるし。

このような流れで時間を確保することと余白を大切にするという考え方に至りました。
おかげさまで仕事と趣味とプライベートを上手く回せてるのではないかと思っています。
どこかの誰かの参考になれば。

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