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迷わない普段使い

いいもの安くとか、安い値段の中にもいいものが混ざっていて目利きに掛かっていた、そんな時代ってありましたよね。
先日母と話していて、バブルの終わりって特にそういう時代だったよねという話で、あの価値観のまま”お値段以上に価値の高いものもある”と思っている人って引きずっている人って、、もしかしたらいるのかもねという会話になりました。(世代によっても変わるかもだけれど。)

所謂倒産品っていうのでしょうか。
元の価格は高いいいものなんだけれど売れ残りというかそういった『買い』なものって確かにあったんでしょうし、物品税の廃止とかで湧き上がっていた気配もありましたね。(私10歳だわ・・。でもめっちゃ記憶にある。)

親子ともどもジュエリーが好きで、そう思うとそういう出物って2000年代初期までまだ残っていた気がする。
2000年代真珠に取り巻きデザインのバブルの遺産的リングが欲しくて・笑
「多分今が最後よ。中古でいいわよね!中古で!」って大分二人でいろいろ見て歩いた記憶があるんです・笑

嘘みたいに安くていいものが買えたんですけれど。

今もう本当に安くていいものなんてありえないですよね。

安いものは安いもの。
高いものは高いもの。
ぴしゃり。

という感じ。

2010年以降・・そのあたりから価格と品質のバランスがなんというか・・詐欺的・・は言い過ぎ?
一時期流行りのキーワードに【高見え】ってあったけれど、あれも根本的には【安い】から始まるし、今【コスパ】って聞くけれど、あれも根本的に【安い】から始まるでしょう。

ここしばらく、ファッション的な視点で、『デザインとしては普通なんだけれど、品質的に大人に安心感のあるタイプ。』そんなパールアイテムをよくご覧いただいていて、やっぱり皆さんそんな丁度いいアイテムを探せなくなってきていて迷っていらっしゃるんだなぁということを感じます。

普段使いのパールにするにはフォーマルとして持っているアイテムはちょっと憚れる、がしかしそこらに売っている量産パールでは品質に納得いかないというか、アリなのかナシなのかの判断が難しいみたいなところ。
中間のアイテムとして大人が自信を持って身に着けられる、質感であるとか、輝きであるとか、そんなアイテム選びがわからないとのことで見つけて下さっているようです。

服もそうなんだけれど、、大人に丁度いいゾーンが【安い】と【高い】の二極に淘汰されてきていて、、程よくもきちんとしたものを見つけるのに苦労する時代ですよね。

そのあたりのものがどんどん売れなくなってきているんだとは思うので、仕方がないんだろうけれど・・私達としては安く作った安いものでも、高く作った高いものでもなく、安く作った高く見えるものでもなく、【全てにおいて相応】なものが欲しいわけです。

40代や50代、実年齢をもっと素敵に謳歌したい!!と思うと、一々これアリなの?ナシなの?と心配したくないというか・笑

いいものはいいと安心して身に着けられる服や小物。
身に着けるモノ・暮らすモノへの意識も年齢に応じて高めて行きたい!!(もちろん無理なくの範囲ですれけれど)みたいなところを叶えるものが難しいの!!と。

そんなものに出会えたら、カジュアルな時代ですし、特別な服や小物が必要なシーンだけを考えるのではなくて、何でもない日常に素敵なものを身につけられる時代が素敵と捉えられるような、そんな満足度が必ず上がります。

本当に質が良くて頼れるアイテムならばもう迷わない。
毎日だって使いたくなる、本当の満足度あるアイテムをご提案していきたいなぁ。