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心の指針

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「心の指針」調べ興し集。 ピアノの弾き語りで、光のメッセージを紡ぎ奏でています。 全ての方に真理をお届けしたいと、7年間毎月楽曲を発表し続けています。
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#新曲お披露目

228「性の抑圧」セッションver.

心の指針228より / Prayer MAYU

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228「性の抑圧」
正直に言おう。
僕は少年時代に「夢精」の経験がない。
夢の中で、
異性と抱き合ったり、
キスし合ったりした経験がないのだ。

美しい女性や、
あこがれる女性が夢に現れることはあった。
しかし、手を握ったことすらないのだ。

禁欲的な父親の影響もあっただろう。
ジッドの『狭き門』に影響されて、
いつも魂が、本能的に、
情欲と闘い続けていたこともあったろう。
恋はいつもプラトニック

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22「許し合うことを学ぼう」
人を憎むことは簡単だ。
しかし、人を許すことは難しい。

人間は、自分の不幸を自分のせいにはしたくない。
傷ついた心を、自分自身の愚かさに帰するのは苦しい。
必ず、誰かのせいにしたい。
会社のせいや、
国のせいや、
時代のせいにしたがるものだ。

たしかに、他の人も、
あなた同様、愚かな人々かもしれない。
受け入れることができない悪人もいよう。
性格の合わない人もいる

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20「現代医学と宗教」
現代医学と宗教の関係をどう考えるべきか。
難しいテーマではあろう。

しかし、私は、
現代医学も仏神の指導の下にあると思う。
医療系の光の天使を、
仮に医神と呼ぶとすると、
医神のルーツ(根源)をたどっていくと、
必ず、ヘルメス神に行きあたるからだ。

また、西洋医学と、時に対立する東洋医学も、
そのルーツ(根源)は、老荘思想や仏教にあり、
僧侶が医術を教えていた例は多い。

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227「初恋」ピアノ弾き語りver.

心の指針227より / Prayer MAYU

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227「初恋」
トュルゲーネフの『初恋』を初めて読んだのは、
もう五十年も前のことになる。
甘美で、
新鮮で、
ショッキングだった。

自分の初恋の人が、
父親の恋人だったなんて、
あまりに哀しすぎた。
私の年齢(とし)は、
主人公の少年と、さほどかわらなかった。
十代の私には、
大人の世界が、
まだ分かっていなかったのだろう。

半世紀近く経って読み直してみると、
貴族の若者たちの、
堕落した姿

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226「流れてゆく川のように」
人生を川の流れにたとえるのは、
仏教の教えの常だ。

実際に見るガンジス河は、
汚れていて、美しくはない。
しかし、いったん写真で撮ると、
日の出のガンジス河も、
真昼のガンジス河も、
夕暮れのガンジス河も、
幻想的で美しい。

川岸の石段に立ってみると、
死体を焼いた灰を撒いている人も、
その下で洗濯している女も、
さらにまた、
その下で沐浴している人もいる。

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