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2003年ドラマ「ダムド・ファイル シーズンII」『もうひとりの友人・渥美郡』感想

2003年ドラマ「ダムド・ファイル シーズンII」『もうひとりの友人・渥美郡』(監督/萩生田宏治)鑑賞。

ローカルの深夜枠で放送され、今でも根強いファンを持つ、1話30分ほどのホラーシリーズ。西島さんが出演したシーズンⅡ『もうひとりの友人』はホラーと言うより物悲しく、幽霊でもなんでもない普通の青年の役でした。ただ、どこか孤独だった。だからこそ、この物語の軸になるヒロインの病弱な友人に気に入られ、取り込まれてしまったのだろう。それが良かったのかどうかは判らない。けれど誰も文句は言えない選択でもあった。はっきりとした全貌はヒロインにしか判らないまま物語は終わる。私個人の感想としては、ほんの少し羨ましかった。

ただ、何が出て来てもおかしくないようなカメラワークなので妙に不安を感じましたが、監督を務めた萩生田宏治監督と西島さんはその後、2005年の映画『帰郷』にて再びタッグを組むことになります。
そちらの作品では帰郷先での人間関係、元カノ、子供などに振り回されながらも成長して行くひとりの青年の素敵な作品になっています。この作品で縁ができたのでしょうか。

最後に。
どうしてかな。西島さんの風貌は年を重ねた今の方がすっきりと若々しく見えます(笑)失礼しました。あまり怖い物語ではなくて良かった(笑)


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