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2000年映画『LOVE/JUICE』感想

2000年映画『LOVE/JUICE』(新藤風監督)観賞。
これはまだ西島さんの名前も知らない頃、深夜にテレビで放送していたのを偶然観た。西島さんは主人公の一人、今日子(奥野ミカさん)が好きになる熱帯魚のお店の青年、坂本という役。出演シーンは数シーンしかなく、容貌も随分違うので今見ると驚きます。映像は全体的に暗め。

男子禁制という掟を作り、二人暮らしをする女の子、千夏(藤村ちかさん)と今日子。自由奔放な異性愛者の今日子と同性愛者である写真好きの千夏。しかしある日、今日子に好きな人ができる。悩む千夏は行きつけのクラブで悶々と悩んでいると仲が良かったはずの男にレイプされてしまう。しかし今日子にはそのことを話せない。今日子に片思いをして実らないことを痛いほど判っている千夏が痛々しい。そして千夏はある日、決定的な行動に出る……。

映像は美しいのだけど、二人の仲を美しく描こうとすればするほど作為的に感じてしまった。それからタイトル、なぜこのようにしたのだろう。

『LOVE/JUICE』DVDパッケージ画像

実はYouTubeにアップされています。

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