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おしゃべり占い師

占いというものをほとんどやった事がない。
みんなと同じ女子っぽいものが嫌いな私は
もちろん占いにだって興味がないのだ。
だけど、神社のおみくじはわりと引いているな と
今これをタイプしながら気がついた。
もしかしたら占いが嫌いなのではなく
占い師という存在が気に入らないだけかもしれない。

それなのに占いと言えばの代表格のような
タロットカードを勉強してみようかという気になった。
またひとつ別のメガネを手に入れようと企んでいるのかもしれない。

まだ現実世界的には「ARメガネ」なるものは実装されていないようだが
個人的には、もうすでにこの世は「AR 拡張現実」化していると思っている。
思っている というより、すでにそう観えてしまっているので
私にとっては、まごうことなき事実なのである。

なのである?
そんな硬い言い回ししたくない。
したくないけど、他に語呂?のいい語尾を思いつかないので
しかたがない。ご了承いただきたい。

それで、タロットカードだけど
タロットで別のメガネを手にいれるとは何のこと?どゆこと?と思うだろうか?
端的に言えば言語である。タロット言語。
英語を習得すれば目の前に溢れている英語の看板や
英語で書かれたサイトや英語で書かれたデータが見える読める。
英語で飛び交う会話が聞こえるようになる。
それこそAR 拡張現実よろしく
英語界が現実に重なり立ち上がって観えるようになる。のである。
何を当たり前のことを?

話があちこちに飛んでしまって申し訳ないが
(支離滅裂なのはチャームポイントだと自負しているので
大いに前面に押し出していきたい♡)
カラー診断?オーラ判定?そんなようなものがあるけれど、
あれは色に載っている情報を読んでいるということ。
もしくは逆で、情報を色で観ているということ。

むむ…
ヒョウゲンムズカシイ

ええっと
例えば、
「紫のオーラが見えます」と言えば
紫とは霊性を表す色なので
そのオーラを纏っている人は
「霊性の高い人」となるわけですが、
紫のオーラが見えるから霊性が感じられるのか?
霊性が感じられるから紫のオーラが見えるのか?
結構ビミョーなところで、
見ているオーラ鑑定人?はそれを意識していない。
ロジックに落とすまでもなく見えているのだから
ロジックを意識しなくてもいいと言えばいい。
しかも
その前段階である
「紫は霊性」「霊性と言えば紫」という翻訳
オーラ診断言語というか
オーラ診断界?カラー界?において
ある程度のスタンダードというものが存在していることになる。

んーと、
これ大丈夫?
ちゃんと言語化できてる?

「赤は暖かくて」「青は冷たい」
そんなイメージを誰もが共通で持っているでしょ?
なぜそんなイメージをみんなが共有しているのでしょう?

アーキタイプというものです。

ここら辺は
ロジック好きな電脳に譲るとして

話を戻し
タロット言語ですが、
それはタロットと関係が深いヨーロッパや
ヨーロッパ的オカルティズムに通じます。

タロットカード占いを学ぶ。と言うことは
すなわちヨーロッパ的オカルティズムを学ぶことになり
さらなる現実の拡張になります。

もちろん他にもヨーロッパ的美意識や絵画など
そのあたりの意識界にもアクセスすることになります。


ブブブ
膝の上に置いたままだったスマホが震えて、
凍えそうなほど冷房の効いた店内で
それこそ凍えながら
無心にタイプしていた自分に
ゆっくりと意識が戻ってくる。

またよくわからないテキストが並んでいるであろう
パソコン画面を閉じて
震えるスマホの画面をスワイプして
私に戻る。



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