〜宇宙の呼吸〜

〈自分の体ってなんなの？〉

肉体の37兆の細胞は何年かすると全て入れ替わってしまうらしい。（心臓の一部の細胞は変わらないらしいが…）

昔のヨガの行者さんが

体って自分なの？…と考えた…

体は借りてるものだ…自分の本質ではない…

なぜなら、体は無くなってしまうから…

じゃあ本当の自分って❓

それは〈いのち〉…

いのち＝風（プラーナ）＝呼吸＝息

だから「息」が本質…

息＝生きる

日本人は息を〈いのち〉と思っていた…

〈呼吸＝息〉

自分の外にあるものが

内側に入ってきて

自分の内側にあるものが

自分の外側に出ていく

呼吸というのは

自分の外を自分の内に取込み

自分と外をつないでいる

自分と外は同じ

自分と宇宙は同じ…ひとつ…

自分が自分の外と内を区別してる…

これが苦しみの原因…らしい

本当は外も内も違わない

だから、自分と同じく愛せるはず

そうは言われても…

〈宇宙も呼吸している〉

宇宙が息をハーと吐いて

この世ができた

オギャーといのちが始まった

この世は宇宙の一息で満ちている

この宇宙の一息が宇宙のエネルギー

これがプラーナ＝風＝呼吸＝いのち

そしていつか

その宇宙が息を吸うとき

全てを吸いつくし

全てなくなってしまう…

この世は宇宙のひと息分…

ある意味　恐ろしい…かも…

ヨガの行者さん…怖すぎです…

〈宇宙とつながっている〉

普段は無意識でしている呼吸

自然な呼吸に身をまかせていて

気づきもしない…

宇宙の意識に呼吸させられている

かってに入ってきて、外に出ていっても

それも宇宙の一部

呼吸には内も外もない

区別がない

ただ宇宙とつながっている…

私はそういうことを

〈禅呼吸〉で伝えていきたいのかもしれない

✨生きとし生けるものが幸せでありますように

✨世界が平和でありますように

✨宇宙の波動が美しくありますように