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🇮🇳ヨガの聖地リシケシ🇮🇳「シヴァナンダアシュラム」


このバスで6時間は、ひどすぎかも…バスの扉は無い、窓も壊れていて、粉塵が目一杯入ってくる…タオルで口や目を塞がないと、苦しい〜。なんでみんな大丈夫なの?デリーからリシケシまで6時間、遠かった…でも夢にまで見た憧れのヨガの聖地「リシケシ」❣️


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インドのバスはこんな感じ


本当に、リシケシに着いたときは、嬉しかった…ヒマラヤは近すぎて見えないけれど。ガンジス川の上流だから、水はものすごく綺麗!同じ川とは思えない〜


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私たちが浦和から移住した、信州の梓川村は、まさにこの雰囲気。このリシケシに憧れて、梓川沿いの土手に沿っている我が家は、「恒河舎」(=ガンジス川の家)と名ずけていました。(標高600mで空気がいいけど、冬は水道管が凍る〜) 


ちなみに、この地で生まれた娘の名前は「瑜伽の里」から(昔、日本にヨガが入ってきたとき「瑜伽=ゆが」と言っていた)「由加里」とつけました。


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冬の信州の梓川村(今は松本市)「恒河舎」


リシケシは、北インドのヒマラヤ山脈の麓にあり、ガンジス川の源流近くの小さな町で、人口6万人ほどです。ですが、歴史のあるアシュラムが集まっているヨガの一大聖地です。リシ=聖者、ケシ=髪という意味。街全体が菜食で禁酒です。



1968年にビートルズが滞在して、有名になりました。マハリシというグル(指導者)のもと、瞑想訓練をするために数ヶ月滞在した場所です。通称「ビートルズ・アシュラム」といわれていますが、今は廃墟になっているようです。


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落書き〜うますぎる!



スワミ・シヴァナンダ師は、もともと西洋医学の医師として、マレーシアで治療活動をしていましたが、インドに戻り、修行生活を始めました。師の噂を聞いた人びとが、次第に集まりアシュラムが作られました。Divine Life(神聖な生き方)を説いています。


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「アシュラム」というのは、精神的な修行をする道場のようなものです。日本のレッスン場との違いは、アシュラムは、人と共に食事をし、掃除をし、共に精神的な修養をしながら過ごす場所です。



シヴァナンダアシュラムのスワミ(=お坊様)たちは、世界中に布教しに出かけていて、日本にも色々なスワミたちがお越しくださいました。



昔は、九州に日本の支部があり、そこで希望者たち(シヴァナンダのスワミをお呼びしたい方たち)を募り、日本縦断の計画が立てられました。(何年続いたかなぁ‥)



スワミは年に1回、日本の各地をまわっていました。毎年、信州は私たちのところに滞在していただき、セミナーなどを催し、経費以外は全て、シヴァナンダアシュラムにドネーション(寄付)していました。




ある時、スワミに、質問したことがあります。「一年中いろいろな国を、回っても体調を崩さないのは何故ですか?」と。こたえは、「どこの国にいっても、できるだけ、インドのアシュラムでの生活スタイルを変えないこと」


確かに、1週間弱、滞在してくださるスワミの皆さんは、朝起きる時間、寝る時間、食事もできるだけ、変えずにいました。


日本にいらっしゃるスワミによっては、日本人の食事係りが付いて回ることもありました。ニンニクや、玉ねぎを使わないとか、朝はバナナやヨーグルトなどなど。


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ある年の食事係の付き添いの方と一緒に。後日、インド料理の講習会をしていただきました。生徒の皆さんに、とっても好評でした。「食は強し!」


他には食後のお散歩や午後のお昼寝タイム(寝てるわけではないようでした…)なので、セミナーを組むときには、うまく時間を調整していました。


そして、早朝や夜のお祈りタイムはご一緒させていただけるので、クラスの生徒さんや仲間たちを呼んで、みんなでその時間を共に過ごしました。本当に、貴重な時間をたくさんいただけました。感謝!



59歳で主人が亡くなった後、ヨガ仲間が、リシケシに行く時、信州にいらしてくれたスワミ・ヨガナンダジ先生と一緒に、ガンジス川に散骨の儀式をしてくださいました。

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玄明先生のお寺にお墓はありますが、(本人は知らない)ガンジス川と梓川に散骨してくれということを仲間たちに言っていたので。


時々あっちこっちの方たちの夢に出てくるようで、たまに懐かしい方から、連絡をいただきます。嬉しいです!


今までにも、私が参加するワークショップで、「見える方」がいる時は、「旦那さんがいらしてますよ」と何回も言われています。


4年前、四国のワークショップに参加していた沖縄の「ユタ」さんに、「ご主人がもう自由にしてもいいって言ってる」って言われた‥✨


そういえば、その時、約20年間シングルマザーで子育て一直線でした〜でも何の不満もなく、娘はスクスクおおらかになりすぎだが‥育ちました。感謝❣️


(アイアンガーヨガに続く…)




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