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貫実先生の敷物の結界


安曇野の夏…一番暑いときは外に出ないで、窓を全開して過ごしてます💦

風のない時は、扇風機…今の所はまだ冷えすぎてしまうエアコンの出番はありませんが時間の問題ですね…

ダアマヨーガの飯島貫実先生


以前クラスのメンバーさんからヨガの時の敷物について聞かれて、口頭でお答えしていたのですが、


昔の懐かしいお世話になった方の娘さんからも質問をいただきました


私が20歳前半の頃、東京で飯島貫実先生のダアマヨーガを学んだり、インストラクターをさせていただいたりしていた頃を思い出しています


ありがたいことに、貫実先生のおかげで仏教とのご縁をいただきました



ヨガ用のタオル


この頃はまだ、ヨガマットというものは存在していなくて、みんな自前のバスタオルを持参していました


そのタオルが千差万別で、風呂上がりに使うものや、赤ちゃん用のタオルケットみたいなのや…

私はヨガ用に少し大きめの厚手のバスタオルを愛用していました


そこは結界!


ある日、貫実先生がクラスで「ヨガ用のバスタオルはいつも同じものをお使いください」


「いつも同じものを使ってヨーガの修行をしていると、そこが結界になります…」というようなことをおっしゃいました


そしてしばらくして出来上がったのが、こちらのヨガ用のバスタオルです↓


貫実師の発案の敷物


畳み方もあります ↓


敷物のたたみ方


今は絶版…というか…ご存知の方も、持っている方もほとんどいない…


結界の意味?


結界とは一般的には神社仏閣における聖なる場所と俗なる場所を分ける境目のことで、仏教用語です


結界の考え方は、サンスクリット語やパーリ語からきていて、中国を経由して仏教と一緒に日本に伝えられたそうです


結界を結ぶことで、空間を内と外に分けて、内側は聖域、外側は俗域と考え、僧尼たちが生活していました


密教では修行の道場に魔物の侵入を防ぐように、呪法で結界としたそうです


なので貫実先生は、ヨーガの修行をしているときに、いつも同じものの上で鍛錬していると、自分が守られるようになる…と言っておられた…

そして、貫実先生はいつもヨーガは修行ととらえておりましたので、私も今でも全く同じ想いでおります


今は40年以上経って


あれから40年以上も経って、今はアイアンガー先生が広めたヨガマットが普通に使われています


ヨガマット(塩化ビニル樹脂)


デザインも豊富で、厚さも色々あり、ポーズの練習はものすごくやりやすいです


でも多分貫実先生がおっしゃっていらしたような仏教的な「結界で守られている」感を持つことは難しいかもしれません…


特に呼吸法や瞑想をしたりする時には自分はここで守られている…といつも思います


貫実先生に若かりし頃に出会うことができて本当に良かったです


私は昔、この貫実先生のヨガ用の敷物を2枚購入していて


一枚はボロボロになってしまってもう無くて、もう一枚はほとんど使わずにとってあります…


今となっては、知る人ぞ知る貴重品かも?…


ご質問いただきまして、ありがとうございました😊


生きとし生けるものにありがとうございます🙏


ハリ オーム💞


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