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〜なぜ瞑想するの? ヨガの瞑想の場合〜
このところ、瞑想がじわじわと流行り始めている気配を感じていますが…嬉しい限りです…が、以前人に言われました…「瞑想って、座って、目を閉じてじっとしてるだけでしょ?」「何してるの?」
何千年も前からあるヨガの経典に書かれていることを、どこから話したらいいのだろう…
<ヨガでは、瞑想の前の準備が3つあります>
①まずはアーサナ(坐法)から
いきなり座って瞑想しても、足が痛い、股関節が開かない、腰が痛い、首が凝ってて、肩も痛い…などなど、このような状態で、瞑想をしても、1分も立たないうちに身体の方がじっとするのを拒否してしまいます…
昔、東京でのオリンピックの男子マラソンのアベベ選手が、走る前に不思議な体操をしているのを見ました。ストレッチとはなんか違う…
体の準備運動というだけではなく、心を鎮める…厳粛な雰囲気…ヨガ?…
この不思議な動きが、アーサナ(=体位法、坐法、ポーズ)と呼ばれるものでした。体を動かすことにより、心身のコンディションを整える方法です。
言葉自体には「座」という意味があり、元々は瞑想のための姿勢を表すものでした。
ハタヨガの発展により、さまざまなヨガのポーズとなりました。
ハタヨガとは、肉体的なアーサナ(ポーズ)と呼吸法に重点を置いたヨガの流派です
②次にプラーナヤーマ(呼吸法)
呼吸法とは、全身にプラーナ(生命エネルギー・氣)をたくさん取り入れ、そのエネルギーをコントロールします。
心を動かしているのはプラーナだと、古代のヨガ行者が言っています。
プラーナは森羅万象をも動かしています。なぜかというと宇宙が生み出されたパワーも、プラーナだと言われていますから。
心を鎮めるために、全身に取り込んだプラーナを丹田(チャクラ)に集めると心が鎮まる…古代のヨガの行者さんたちが実験して経典に記しました。
色々な呼吸法があります
③そして大事なのが、日常のあり方
なんと、日常での心のあり方、日常での生活の仕方が大事だと経典に書かれています。日常でどんなことを考え、どんなことをしているかで、瞑想の集中の仕方が違う…
・日常でネガティブな考えを手放しましょう
経典には「自分の周りを何があっても攻撃しない」「不平不満、愚痴を言わない、思わないようにする」とあります…
確かに普段から、嫉妬、怒りに心がまみれていたら、集中できない…なので手放していく練習をします…
すぐにできなくても、それらに囚われていることが、苦しみになっているかもしれないと気づくと気づかないでは、大違いだと思います。すぐにできなくても心がけることが大事だと言われています
・ポジティブな気持ちを育みましょう
普段、忙しすぎて、本当はあれもしたい、これもしたいと思ってる…思っているだけで、頭の中をいつもグルグル回ってる
普段から、目一杯やりたことをやっていて、一生懸命生きていると、瞑想中にきらめきやヒントが浮かんでくることがあります。
メモ帳とペンを近くに置いて、わざと10分間アイデア出しの時間を取るという瞑想もあります。
10分間、浮かんだら書く、浮かんだら書く。そして、終わってから、書いたものを今度は、じっくりどういうことか検証していきます。
右脳と左脳を使い分ける感じです。そして、それにもとずいて、実行できることをやってみる。
<全部つながっている>
…
そんなことが、全部繋がって、瞑想をすると、体が整っていて、呼吸が整っていて、心も整っていて、いろいろなことが、気にならなくなっているので、心も鎮まっていて、気持ちよく瞑想できる…
もちろん、すぐには、できません。体も硬かったり、呼吸も浅かったり、心の浮き沈みが激しかったり…
そして、生活全部がヨガ的になってきます。
1時間ヨガやってきた〜それは、1時間アーサナと呼吸法の練習をしてきた…ということかなぁ
何年たっても、なかなか…です…
ハマるともう一生の付き合いになってしまいます…
✨生きとし生けるものが幸せでありますように
✨世界が平和でありますように
✨宇宙の波動が美しくありますように
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