関係はなくならない

久しぶりのnote。

noteはなんとなく国語の作文を書くときの気分になりマス。
noteの書き方
【読みやすい記事を書くための10のコツ】
https://note.com/notemag/n/n0e4bc242c5b6
なんてこんな丁寧な記事を読んでしまったからです。

音声 SNSのclubhouseが登場しましたが、
活字を愛する人は変わらないものです。
私は受け身でずっと人の話を聴いていられなくて、
車を運転するときに少し聞く程度の利用です。
でもアカウントは持っていたかった心理(笑)

アカウントさえ持っていればそこの世界には自由に入れるわけですから、
欲求は満足しました。

人間関係も同じですね。

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今日はリレーションシップについて書こうかなと思います。

恋愛にとどまらず人との関係。

このコロナ禍で気軽に人と会えなくなり、
昨年の夏以降問題視されていた「寂しさ」や「孤独感」もそうですけど、
それ以上に「焦り」を感じている人が多いんだなということ、
2回目の緊急事態宣言下では改めてとても感じました。

前回の4月5月は、
誰もが未体験で「皆で頑張ろう/乗り越えよう」みたいな空気感がどこにでも
少なからずあったのに、今回は「うまくやったもん勝ち」「予想できていたことだから、影響受けるのは自己責任」みたいに変わっていて、通常どうりに見える日常の裏側に、なんとなく薄ら寒い気持ちが漂っているのが今回の特徴のような気がします。

だからでしょうか、
招待制のclubhouseが変な盛り上がり方したの。
前回は「〇〇チャレンジ!!」みたいな腹筋や腕立て、
読書などの「チャレンジした動画をあげるバトン」が頻繁に回ってたなあ。

友情や繋がりの確認って大事なんですね、人間には。

ところで私は自分のことをざっと説明すると、
・家族間の関係がほぼない(両親離婚、母は脳の損傷後介護施設入所中)
・親戚縁者なし
・妹一家はアメリカ在住
・バツイチ
・成人している息子一人
・フリーランスのヨガインストラクター
と、簡単に孤独に陥る環境なんですね。

パートナーとは、
お互いパートナーだと確認し合わない関係性というか、
スペースをとても大きくとっています。
お互いバツイチで子供が居て、
やっぱりこの人が世界で一番だと思えるような、
合う部分はたくさんありますけれど、
どんな関係性においてもそうだと思いますが、
合わない部分というか、
認識が違うところもたくさんあるんですね。

でも、もう子育てという共同作業をする必要がないので、
意見をすり合わせる必要がないのです。
なぜなら自分と全然違うその人の個性が好きなのですから。

自分のことをうまく話せないところがある私は、
なんとなくの感覚で行動を決めてしまう傾向があるのですが、
なぜ?と聞かれても言語化できないんですよね。
言語化した途端にもうそれはちょっとずれているって感じになり、
大事な相手には特に、あえて言語化しないという...

パートナーは本人もものすごく口下手なのですが、
感性が繊細で、言葉にしないことの方が上手く読み取ってくれて、
ジャッジしないのがありがたいですが、
反面言葉にしたことはむしろすぐ忘れられるという...笑

人間関係を長く続けるのには、
そして相手を尊重するためには、
絶対にその時々で必要なスペースを大きく取ることが必要だと思っています。

スペースを大きく取ると、人って関係性が薄れたとか、
もうあの人とは縁がないとかって思いやすいですが、
全然そんなことなくて、人の縁は切れないものですし、
関係は無くならないものです。

たとえもう生きていない相手であっても、
自分がその人のことを思えばそこに関係が発生しますし、
愛し合っていた関係が憎しみあう関係になったとしても、
関係がなくなったわけではありません。
ましてやほんの少しの期間会わなかったからって、
関係が薄れたとしても、薄い関係が残るのですよ。

薄いのを濃くしたければタイミングを図る必要がありますよね。

本当の関係性って、
本当にお互いが何かを感じ合わないと成り立たなくて、
それは意外と無言の時に生まれるものなんです。


だからオンラインで無言とか、
無言のSNS投稿とか、ただただ気持ち悪いだけですけど(笑)
実際の存在があった時、自分に発せられる言葉よりも、
無言の中の目線や表情、横顔、息遣い、
そういったものの方がよっぽど関わり合いを深めてくれるものです。
それはお互いがスペースを保っているという関係性があればこそ。

大丈夫、大丈夫。
世界中にいる誰とだって、
この地球上のスペースを共有しあっているという関係なのですから。

スペースを大きく保てた方が絶対に後々まで良い関係が保てると思います。


ヨガインストラクター歴は18年。既に成人した息子をシングルマザーとして育ててきた経験から、ヨガを軸に、女性の生き方、医療でカバーできない健康のこと、などを発信していきます。