発勁開発の要 丹田とは 6
前述の事実と比較して心意六合拳は丹田功
の延長線上にある、
基本の単式を練るだけでも効果が得られ、
仏像に魂が入った状態といえるほどの成果
も体感できました。
この様な経緯から心意六合拳が長年、回族
という少数民族や同姓の親族間のみで伝承
され、
発勁と用法が余りにも凶猛な故に漢族等の
他の異民族に、
伝えなかった理由も分かる気がしますね。
そんな丹田ではありますが内臓諸器官のよ
うに、
最初から人体に備わっている存在ではあり
ません。
この様な経緯から自己の弛まぬ精進以外に、
丹田の感覚を得る結末は難しいといえるで
しょう。
だからこそ多角的なメソッドで開拓し早い
段階で次のステップに進む為にも、
短期間で丹田の感覚を捉えるシステムの
存在が重要になっていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?