アガルートの物流センターを見学しに行ったら思いがけずカイゼンできた話
初めまして!
株式会社プラハと株式会社アガルートテクノロジーズの採用&広報を担当している松下です。
こちらが初めての記事なので、温かい目で見守ってください…!
わたし松下が携わっている2社、プラハとアガルートテクノロジーズ(以下、AT)は、株式会社アガルートのグループ会社です。
アガルートは、司法試験をはじめとした難関資格のオンライン講座「アガルートアカデミー」を中心に、"教育×IT"の領域で事業展開を行っています。
うさぎ先輩とかめ後輩の登場するなかなか衝撃的なCMは、ご覧になった方もいるかもしれません!
そんなアガルートアカデミーの講座で使うテキストは、どのような工程で作られているんだろう・・・?
気になったわたしたちプラハ&ATメンバーは、関東は南、神奈川県座間市にある物流センターに行ってきました!
~座間物流センターに到着~
10月某日、朝11時。のどかな座間の町並みを抜けて、物流センターにたどり着きました。
ぞろぞろとやってきたわたしたちを、お忙しいところ温かく迎えてくださった物流センターの方々。
わたしは物流センターと聞いて、勝手にこんな感じの
薄暗いところをイメージしていたのですが、
実際は、
明るくて綺麗で、しかもノリノリの音楽がかかっている、とっても居心地の良い空間でした。
~センター見学~
まずは、マネージャーの唐戸さんに工場見学の要領で物流センター内を案内していただくことに。
プラハ&ATのCEO、松原さんが目を輝かせていて楽しそうです。
唐戸さん:
「ここ座間と、もう一つの西千葉にある物流センターで、印刷・製本を担当しています。印刷の規模によって、内製と外注を使い分けているんですが、この辺にある機械で内製する様子を今からお見せしますね」
唐戸さん:
「この機械で中身の紙を切りそろえて表紙をつけます。表紙はこのノリを溶かしてくっつけているんです」
機械:
「ウィン」
松原さん:
「は、速い! え、もう切りそろえたんですか?!」
唐戸さん:
「はい、速いですよね。次に、いまつけた表紙をテキストのサイズにカットします」
唐戸さん:
「両手でボタンを押しながら足でペダルを踏まないと機械が動かないようになっています。さらにマシンの近くに身体があったらセンサーが感知するので、かなり安全性が高いです」
メンバー:
「ハイテク~~~」
唐戸さん:
「3箇所をカットしたら、完成です」
小学生ぶりの工場見学(?)は、ワクワクして楽しかったです。
~物流研修~
ひと通りセンター内を見学させてもらった後は、物流研修に移ります。
まずは、講座の企画から、映像配信・テキスト発送までの一連の流れについて教えていただきました。
物流センターの主な役割は、教材室が作成したテキストのデータを印刷・製本して、受講生の元へ発送すること。
そこで、唐戸さんたち物流のプロフェッショナルは、テキストの種類・アイテム数・ページ数などを考慮して、綿密なスケジュールを決めているとのことでした。
続いて、講座申し込みの流れについて、システム周りを中心に詳しくお話しいただきました。
途中、ホワイトボードを使って解説していただいた場面で、学生時代が懐かしいなどと気を取られていたのは内緒です。
唐戸さんはお話の中で、「システムを変えられればこの課題は解決するんだけど…」と何回もおっしゃっていました。
そんなセリフを聞いて、われらが技術者集団、黙っているはずありません。
具体的に現状や悩みをヒアリングして、カイゼンのアイディアを話し合っていきます。
このとき上がった課題は、近いうちにAT(アガルートのシステムの自社開発を行っています)のメンバーで解決していけることでしょう。
~昼休憩~
・・・と、そうこうしている間にお昼休憩の時間になり、メンバーそろって唐戸さんおすすめのイタリアンレストランへ。
順番待ちの椅子でわたしが大好きなパスタに心を躍らせていると、隣でCEOの松原さんがなにやらパソコンをカタカタと言わせている音が聞こえてきました。
松下:
「松原さん、何されてるんですか?」
松原さん:
「さっき、発送に関するステータスがわかりにくいっていう話があったと思うんだけど、そこをラベル表示にしてみたら、とりあえず少しは見やすくなるかなと思って・・・!」
そう言ってまたパソコンに向かうCEO兼エンジニア。かっこいい。
まもなく順番が来たわたしたちはパスタを食べ終え(美味しかったです!)、お会計へ。
松原さん:
「これはめずらしくちゃんと出張なので、経費で出します~」
そう言ってレジでカードを切るエンジニア兼CEO。かっこいい。
・・・2回も褒めたのできっと次のボーナスは1年分ですね!
~物流研修の続き~
お腹いっぱいになった後は、センターに戻って物流研修の続きです。
発送時の手順などについて、より詳しく教えていただきました。
後半も、ざっくばらんな会話の中で、課題や、それを解決するアイディアが見つかっていきます。
わたしも前職(予備校の運営をしていました)の経験から「振込元の紐づけについては、こうするのはどうですか?」と提案してみたところ、それは良い!とのこと。
技術力のないわたしにも、少しでも力になれることがあってうれしかったです。
唐戸さん:
「困ったとき『この人に相談すればいい』というのが明確になっていることが大事。システムについて困りごとがあっても、それに詳しくない人にとっては何を担当している人に聞いたり頼んだりしたらいいかがわからないから、わかりやすい窓口が必要だと思います」
松原さん:
「確かにそうですよね・・・! アガルートのシステムのことなら、僕たちに気軽に聞いてほしいです。最近、アガルートの皆さんにお声がけして、Slackを始めてもらい開発側と繋がるチャンネルに入ってもらっているところですが、システムの困りごとはとりあえずここに投げようって思ってもらえるようにしていきたいです! 唐戸さんたちもこちら入っていただけますか?」
唐戸さん:
「もちろんです!」
そこから話はチャットツールのあれこれへ・・・!
みんなSlack信者でした。笑
~研修終了後~
16時になり、大いに学べた&盛り上がった研修も、お開きの時間になりました。
松原さん:
「唐戸さん! さっき話に上がった、発送のステータスがわかりづらいところ、お昼休憩のときにこんな感じで実装してみたんですが、どうですか・・・?」
唐戸さん:
「おおお、すごい! こんなすぐに見やすくなるんだ! とってもありがたいです」
松原さん:
ニコニコニコ
次の日、松原さんのSlackのtimes(ツイートみたいなチャンネル)には、「コード書いて誰かが喜んでくれるの久しぶりだったから嬉しかったな」とつぶやかれていました。
さまざまなことが学べて、いろんなカイゼンやその種が生まれた物流センター見学会は、とっても有意義な時間でした。
唐戸さんをはじめとした、座間物流センターの皆さま、本当にありがとうございました!
そしてここまで読んでくださった画面の向こうの皆さま!
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
この記事を読んで株式会社プラハ・アガルートテクノロジーズ(AT)・アガルートに興味を持った方は、ぜひホームページもご覧ください!
プラハ:https://www.praha-inc.com/
AT:https://tech.agaroot.co.jp/
アガルート:https://agaroot.co.jp/
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