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悩み相談を解決に進めるためのコツ/NPO広報友の会 オンラインイベント「収穫の秋、シェアの秋」を開催しました②

NPO広報友の会では、「NPO広報仲間にシェアしたい!」という話題をシェアするオンラインイベントを年4回開催しています。

2021年11月27日には「収穫の秋、シェアの秋」を開催。今回はNPO法人シミンズシーズのスタッフ津久井さん(つくしちゃん)と小笹さん(おざりん)、ユナイテッド・トゥモローの尾関さん(おぜりん)が参加してくださいました。

当日は「オンラインイベント運営お悩み解決」と「NPOの広報にまつわる相談対応、みんなどうしてる?悩みの解決に導くコツは?」の2つがテーマ。この記事では「NPOの広報にまつわる相談対応、みんなどうしてる?悩みの解決に導くコツは?」で出てきた話題を紹介します。

Q:「配架したチラシは減っていくのに、申込みがない!」という人に、どうアドバイスするか?

表題の相談に対し、「チラシの応答率は結構低いから」「手に取っても申し込むとは限らないから」などと、あーでもないこーでもないといろんな意見が出ましたが、NPO団体の情報発信をサポートする社会貢献広告会社「ユナイテッド・トゥモロー」の尾関さん(おぜりん)の回答が素敵だったので共有します。

「チラシなくなってるってことは、知りたいって人が見てるはずだから・・・」と励まします。
やる気が大事なので、雑談のなかでいろいろ聞いていきます。
●●したいんですか?△△したいんですか?とか。
集めたいのは近所の人なの?集めたい人のリストはあるの?とか。
雑談の中で事実関係ややる気を確認していき、
「●●できたら、どうしていきたいの?」と、夢を語ってもらい、わくわくしてもらいます。
そのうえで、本質的には内容だよ、という話にもっていきます。
いいところを見つけて「やりましょう」というやる気スイッチを押す感じです。その人が元気になるような受け答えを心がけていますね。

とのこと。世話人も尾関さんの講座を聞いたことがありますが、とにかく参加者の皆さんの話を全肯定していてすごい!!と感じました。
まずは夢を語ってもらい、励まし、信頼してもらうーその姿勢に参加者一同勉強になったのでした☺

参加者からは「否定から入りがちだったことに気づいた。肯定で返す、盛り上げていく、という気持ちでやらないといけないと思った」という声や「事実を確認しつつ自己肯定感に配慮しつつ盛り上げていくのは、NPO法人ムラのミライさんの『メタ・ファシリテーション』にも通じる話だと思った。」などの感想がありました。

おぜりんこと尾関さん、これからのコミュニケーションに大いに参考になる話をありがとうございました!☺

また、ほかの回答としては、「角を立てないように、できてる点、できてない点をチェックするためのチェックシートを運用している」という声も。(これも気になる!のでまた機会があれば別記事で紹介しますね)

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NPOの広報力を高めたい人・NPO広報に関わる人たちのサードプレイス。ゆるやかなつながりと切磋琢磨の場をつくり、ありたい未来に近づける力をチャージする集まりを目指しています。会のご紹介はこちら

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