中小企業診断士③財務会計
中小企業診断士の勉強が面白い。いろいろな角度から企業や仕事、社会や世界を見ることができる。
1次試験は全部で7科目ある。①経済学経済政策、②企業経営理論、③財務会計、④運営管理、⑤経営法務、⑥経営情報システム、⑦中小企業経営・政策の7つだ。
1つ1つ紹介していこう!の第3弾
③財務会計
管理会計と財務会計、アカウンティングとファイナンスを学ぶ。財務三表のPL、BS、CFの1つ1つを学び、それぞれのつながりを学ぶ。黒字倒産はなぜ起こるのか。(倒産する企業の約半数は黒字倒産だ)まさに未来を予想して打ち手をうつためには、会計について知る必要がある。
個人の家計の管理にも応用できる知識である。現金と現金以外の資産も持ち、どう運用して、どうやりくりするのか。出と入りの管理が重要だ。
税金がどう関係するのか、投資の判断基準は何か、お金の時間的価値をどう考えるか、、、。
会計士さん、税理士さん、専門家がいる分野ではあるが、基礎知識として持っておくと1つ1つの判断をするときに非常に役に立つ。
管理会計は特に、どう効率良く管理するかも重要。月次PLを出して、都度意思決定をしていく。KPIを決めて、全力投球していく。安全性、収益性、成長性、効率性などを分析して、今どういう状態に企業があるのかを判断する。過去の情報から未来を予想していく。
普遍的な答えがある科目。わたしは好きな科目(数学が好き)。もちろん、企業はお金だけではない、しかしお金は必要条件だ。お金の使い方や管理の仕方で人間性、企業らしさがあらわになったりする。お金の使い方を失敗することもある。そこから何を学ぶかが重要だ。
とはいえ、現場(仕事で経理の担当や財務三表を見れる立場など)がないとなかなか自分ごとにならない科目かもしれない。そんな時は家計に置き換えてみれると良い!そうするとわかりやすい。いざと言うときに基礎トレーニングが終わった状態で、現場に参画できるようになる!
お金の流れを知ると、出来事を点ではなく線で見れるようになる。それがまた楽しい。
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