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旅 越前大野 1日目

やっと着いた。遠かった。

行程は北陸新幹線はくたかと、北陸本線しらさぎで福井駅に。そこから九頭龍線くずりゅうせんで越前大野駅だ。

新幹線は10時半に乗り、越前大野に午後4時前についた。電車の乗りつぎはよかった。つまりほとんど電車に乗っていた。自宅から数えたら6時間以上だ。遠いとは思っていたけど、まあ疲れた。あと到着して、風が寒いくらいだった。


北陸新幹線の指定席は空いていたがガラガラでもなく、1、2列おきに人がいるくらい。でも軽井沢で多くの人がおりた。

そのうち雨が降ってきて日本海側の新潟あたりは結構雨が降ったみたいだった。川の水がすごく濁っていた。金沢まで乗る人はあまりいなかった。金沢駅周辺の景色はなつかしい気がした。しばらくいっていない。


金沢駅に着いて、北陸本線の乗りかえは10分後。すぐに乗り込んだ。といっても急ぐほどでもなかった。新幹線のホームから階段をおりて、すぐ横にある乗り換え改札を通る。そして階段を上がるだけだった。

北陸本線しらさぎ号ははじめて乗った。以前金沢から福井に電車で行ったが、在来線だったかもしれない。2時間くらいかかった気がする。今回は1時間弱。


福井駅についた。ちょっと寒かった。Googleマップでは越美北線えつみほくせんと書いてあったけど、福井駅では九頭龍線くずりゅうせんと書いてある。(九頭龍線は愛称で、旅客案内状はこちらで表しているようだ)

越前大野行きが出発するまで20分くらいある。改札は出ない。だけど何もすることがなくホームに向かった。

もう電車はいた。電車? 一両だった。少し席に空きがあるくらいでまあまあ人は乗っていた。ここから1時間弱。(電車ではなく汽車らしい)

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町から田んぼ風景になり、途中から山の中に入り、緑や川がきれいだった。越前大野駅の二つ前、牛ヶ原駅あたりから大野盆地になり、景色がひらけた。

線路沿いは住宅も見えだした。車生活でそこそこ人が住んでいる。中心地を外れると田んぼばかりかと思っていたが、想像ほどでもなかった。


越前大野駅についた。風もあって寒い。上着は必要だ。宿に行く前にスーパーに寄った。食パンだとかを買って宿にチェックインした。

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旅館。中庭がある。部屋は広いし、いい。畳。静かだし周囲も落ち着いていていいところだ。


少し休んで、少しだけ街を歩いた。というよりは食堂に向かった。5時くらいですでに薄暗くなりだしていた。

途中でカラスの群れがいた。無数のカラスが空を飛び回っていた。ムクドリのように。

チャーハンを食べた。米がうまいし、美味しいチャーハンだった。あと、福神漬けとグリーンピースと肉が入っていた。

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店を出るともう日が暮れていた。その近くの東湯の前を通った。銭湯だ。いい雰囲気だった。それからスーパーなどの位置を確認して、宿に戻る。

この町では、日が暮れたら夜になる。街灯はあるが暗くて静かで、夜空と街の空間がなつかしい。月が明るい。

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五番通りは道が広く誰もいない。クラシカルなお店が並んでいた。七間しちけん通りの交差点から、山の上の大野城が照らされているのが見えた。

寺町通りを歩いて、裏道に入り宿に。寺町通りはちょっと暗かった。裏はもっと暗かった。

落ち着ける静かな夜だ。街を歩いているのに、夜が暗くて静かだ。本当にいい。

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あとはお風呂に入って、寝るかな。まだ8時前だけど、夜中のような気分だ。明日の早朝は気温5度の予報。最高気温が17度だ。朝なんかは寒いだろう。

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