見出し画像

【失敗編】落ちて、受かった、ケース面接の学び:1/3【問題・回答あり】

こんにちわ。

ケース面接って、知っていますか?

自分は言葉は知っていたものの、就活の時は受けたことがなかったので、転職活動をするまでは未体験でした。

転職活動では、初回はケース面接があることも知らずに望んだため、事前学習もできずボロボロ。(もちろん、不合格)

その後、本とwebを使い勉強し、2社とも余裕を持って回答することができました。
面接官からのFBでも「論理的であり、コンサルタントに近い考え方ができている」と評価を頂きました。


ケース面接の実題と解答例、あと私の学んだ考え方について書いていこうと思います。

少し長くなったので三部構成です。

はじめに

下記、3社のエピソードを書いていきます。

【ノー勉】
1社目:メガベンチャー:事業企画、推進
  お題:OCRが生きると思う業界は?
  →不合格

【猛勉】
2社目:大手コンサルティングファーム:コンサルタント
  お題:ホテルの利益が黒字になる施策を挙げよ
  →通過
3社目:大手コンサルティングファーム:コンサルタント
  お題:カメラ事業が拡大する施策を述べよ
  →通過


1社目:メガベンチャー


ケース面接があるなんて知らず、挑んでみたら全然ダメでした。

ケース面接は2次面接だったのですが、1次面接ではOCR系の事業配属を希望していたこともあり、下記のお題がケース面接では出されました。
*OCR:画像などのテキストを認識し文字データに変換する技術

お題:OCRが生きると思う業界は?


回答

面接官:OCRが生きると思う業界は?
自分:保険業界ですかね(即答)
面接官:それはなぜですか?
自分:業界として書面でのやり取りが多いですが、仕事の仕方をいきなりデジタルに帰るのは難しいと想定されます。そこでOCRを使い書面はそのままに、書類の内容を簡単にデータ化することができれば、ワークフローを変えずに作業効率化が可能だと考えました。
面接官:保険業界としても損保と生保とかあるけどそこらへんはどう?
自分:損保です(即答)
面接官:なぜですか?
自分:生保は一度契約したら変えることがレアだと思いますが、損保であれば状況に応じて新規加入や変更があると思ったので。
面接官:顧客とのタッチポイントの機会が多いということ?
自分:そうです


振り返り

全然、ダメですね、恥ずかしい。

頭の中にロジックはあったので即答していますが、回答が全部後手に回っているので、いきあたりばったりな回答になっています。

勉強して、ケース面接を実際に経験した今なら、こう答えていたと思います。

面接官:OCRが生きると思う業界は?
自分:3分ほど考えを整理する時間を頂いても良いですか?
面接官:どうぞ
3分後
面接官:3分経ちました。いかがでしょうか?
自分:はい。保険業界に着目しました。OCRが生きるということは、紙での作業が多い業界と考え、保険業界、●●業界、●●業界が該当すると考えました。この中でも保険業界は事業規模も大きく、また作業機会も多いと想定されるのでOCRによる自動化の価値が響くと考えました。また、保険業界でも損保と生保がありますが、一度加入したら変えない生保ではなく、状況に応じて新規加入や変更がある考えられる損保の方が適当かと考えています。

少しはましになったと思います。

意識していることは、網羅性→理由づけ(→具体性)の順番で組み立ています。

まず、網羅性として、業界をたくさんあげ、検討に抜け漏れがないことを見せます。

次に、理由づけとして、保険業界に絞った理由を言います。
ここでは他の業界を選ばなかった理由は話していませんが、理由づけとしては選ばなかった理由も持っておきましょう。回答時間に余裕がありそうなら、選ばなかった理由を答えても良いと思います。

最後に具体性ですが、検討時間や回答時間によりますが、具体性は回答では話さず質疑応答で答えることが多いです。
具体性で想定される質問の例としては、「保険業界で具体的にOCRを使ったサービスのイメージは?」などがありそうですね。ここは質問によりけりなので、ある程度準備しておいて、予想外の質問が来たら瞬発力で答える必要はありますね。


まとめ


ケース面接1社目と言うことで、失敗編でした。

次からは成功編をまとめて行こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?