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スーパーかあちゃんへの道10

日曜日だ!作り置きだ!というわけで今日は

・豆キーマカレー
・ひじきと鶏のスティックつくね
・ブロッコリーのポテトサラダ
・トマトとワカメのごま和え

を生み出した!
本当はもう少し品数をつくっておきたかった。
ご飯+主菜1品+副菜2品で食べさせているのだが、4品だとほぼ毎回同じものを食べさせることになる。まだ一歳ちょっとで、食欲も旺盛なので文句は言わないが。ていうか言えないが。「まっ」「あー」の中に、飽きた…という言葉が含まれているかもしれないけれど。

しかし今日は、そうは言っても、一日中食べ物のことばかりにかかずらっていたのだ。
①子供と大人の朝食を作り、
②食材買い出しに出て、
③子供と大人の昼食を作り、
④作り置きし、

ってここまでやったところで、このまま作り置きを続けていたら⑤子供と大人の夕飯を作る、に突入してまうよ!ってことで、ちょっと一息入れたかったのもあって、投げ出しちゃった。4品スタートで行きましょう、と脳内会議により結論。

さて、そこからようやく子供との時間。せっかくの休日で、とーともかーかも揃っているってのに休日らしいこともしてあげられず、しかも出かけるというご時世でもない。

どうしたものかねえ。としばし考え、我々家族三人は、夕方から車に乗り込んで、ガソリンスタンドの洗車に出かけた!

私はあの洗浄機というのが好きなのだ。もののけ姫のタタリガミみたいなやつ(巨大ブラシ)が、回転しながら窓の外をぞぞぞぞと這っていくのが結構ホラー(特に後部座席後ろの窓)で、なんか面白い。ちょっとしたアトラクション気分だ。子供は初めての洗車機体験。ディズニーランドの代わりが洗車機、ってのはあんまりすぎるが笑、家から5分で行けて、車から一歩も出る必要がないのは、感染リスクかなり低め。ある意味では最先端のアトラクションと言えなくもない…!

というわけで洗車機の入り口へ。入ったことのない人もいるかと思うが、あれは、車がすっぽり入るような馬鹿でかい角形の筒に入って、ムツゴロウさんが動物を可愛がるような動作で、筒の中に縦横無尽に設置された巨大ブラシが、わっしゃわっしゃと車体を可愛がってくるのである。筒を通過するとあら不思議、車が綺麗!ってな代物。

まずは入り口で機械を操作しメニューを決める。機械の側面に書かれた「ジェットスプラッシュウォッシュ」みたいな謳い文句が「スプラッシュマウンテン」にしか見えない。添乗員さん(ガソスタの従業員)がやってきて、「割引券を配っていますのでどうぞ〜」と、100円引きの何度でも使える割引券を手渡してくれるのだが、「年間パスポートどうぞ〜」にしか聞こえない。
「あちらの黄色い線まで車を動かして停止してください」と言って去って行ったが、「それでは、いってらっしゃーい!」と大きく手を振る添乗員さん(従業員)の残像が私には、見える。

で、とうとう巨大ブラシが我々の車を可愛がる…!ぞぞぞぞぞきたあああ!

「すごいねえ〜。お水がいっぱいだよー。洞窟に入りまーす!わー!」

なんて言いながら娘の顔を確認すると、無だった。
目を点にして、迫り来るブラシを見ていた。
なんならマイナス2、くらいだった。泣きはしないけど、ちょっと不安そうに固まっている。

結局楽しんだのは大人だけだった。

外は気持ちよく晴れていたが、私たちの車には水滴が散っている。
道路を走り出すと窓に残った水滴が、長時間露光して撮った星の軌跡のように尾を引いた。
娘はその水滴に窓の内側から触れて、行ったり来たり指を動かしていた。いい子いい子と言って頭を撫でてやろうとすると、お構いなく、とでも言いたげに、自分で自分の頭を撫ででいた。娘よ、なんかすまんな。

帰宅して、1缶のビールを主人と2人で分けて飲み、
主人に坦々麺を作ってもらった。
ささやかな日曜日。明日からも、頑張ろう!


スーパーかあちゃんへの道はまだまだ続く。



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