スーパーかあちゃんへの道
あー、なんかやっぱり子育てしてると自分の時間がないなー。
今はコロナのこともあって仕事休みだけど、これで仕事も始まったらいよいよフラストレーションで死亡するなーとぼんやり思い、のんびり屋の私は今更ながら日々の家事を効率化することを考えた。
色々あるけど、とりあえず、ごはんだ。一日三食、毎日ある。これをまずは、効率化しよう。
手元に「40分で、子供も大人も食べられる3日分のご飯が作れる」という触れ込みの本がある。あーこういうの出来るスーパーかあちゃんもいるんだよねえ…でも40分で3日分?それはさすがに…嘘でしょう。と半笑いしながらも、座椅子にだらんと腰掛けて、罪なき本を嘘つき呼ばわりしていても何も始まらない。まずは何も考えず従いましょう。とりあえずここに書いてあるものを全部買ってきます先輩!!というわけで作ってみることにした。
保育園が始まって、ようやく給食を食べて帰ってくるところまで預ける時間が長くなってきたので、子供が帰宅するまで2時間くらいは時間が出来た。これだけでもこの世の春!ビバ保育園!で幸福なのだが、そんな幸福はあと十日も続かない。すぐに仕事が始まるはずである。
新聞を軽く読んで、化粧、朝の食事の片付けをシュバババンとこなし、買い物などして、お迎えまであと50分、のところで料理を始めた。計算上は10分のお釣りが来るはずだ。
しかし、開始10分で終わっているはずの工程(下味と野菜のカット)を終えた時点で25分も経っている。やばいやばいと言いながら、この料理はパス!これもパス!ってな具合に料理を間引いて、本当なら7品作るべきところを2.5品まで仕上げたところで50分が経っていた。
幾ら何でもポンコツすぎるー!!キッチンぐちゃぐちゃのまま息を切らせてお迎えに行った後、残りの料理も仕上げた。結局合計4品で終了した。
・牛肉とキャベツのケチャップ炒め
・鶏とかぼちゃのオーブン焼き
・かぼちゃの煮物
・かじきとピーマンの味噌焼き
を、なんやかやで生み出した。
主人は普段帰りが不規則で、夕飯を食べるんだか食べないんだかわからないため、ふんわり用意したりしなかったりしている。主人の方も、家にご飯があるんだかないんだかわからない状態でふんわり帰ってくるため、ふんわりと行き違ったりしている。とりあえず作り置きというものをしておく習慣がつけば、その辺のことがふんわりと解決しそうなので、ふんわり頑張りたいとは思う。
今回の問題点
・そもそも本に書いてある食材以外の基本的な買い物が必要だった。
(ボール、ポリ袋、タッパーなど。全くないわけではないが、馬鹿でかかったりフタが閉まらなかったり、何かしらの問題を抱えた道具ばかりだった)
・作り途中のものを並べておける広いスペースが要る。わちゃあ、置くとこがないってなる。
・本を見ては野菜を切って、ふむふむ。本を見ては調味料を混ぜ…やあ!本にケチャップがついたあ!などとなるので、本を固定できるものが要る。
スーパーかあちゃんへの道は遠い。
応援いただいたら、テンション上がります。嬉しくて、ひとしきり小躍りした後に気合い入れて書きます!