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スーパーかあちゃんへの道02

ぼんやり屋の私は、昨日は4品もおかずを作ったし安泰安泰!と、子供と主人の朝食を清々しい気分で盛っていた。しかし、いざ朝ごはんを終えてみるとおかずがもうあまりない。そうだよね。7品作るところを4品しか作っていないのだもの。足りないよね。ということに気が付いた。

昨日の反省を活かすべく、まずは100均へ道具を買いに行くことにした。適切なサイズのボール、ちゃんとフタの閉まるタッパーなどが要る。せっかく100均へ行くなら、他にも効率化のお役立ちアイテムはないだろうかと考えた。

食事の準備をするにあたり、スムーズにいかんな〜と感じるポイントと言えば…

子供の「かまって攻撃」!

足元をウロウロしているうちはまだいいが、そのうち調味料のストッカーを開け始め、油ボトルを触るのでそれを取り上げ、新品のポン酢やソースを物色する。
新品だしまあいいわ、君はせいぜい蓋の周りを舐めるがいい、私はキャベツを切る。と気を抜いていると、重たいソースボトルを手によちよち。よちよち。よちよちごっちーーん。遠くでダム!!!という鈍い音が聞こえる。転がるボトル、跪く娘。ああ、あれは痛い。大丈夫かー!ってな具合に料理に全く集中できない。

つまり、娘をベビーゲート(通称:檻)の中で、飽きさせず、楽しくひとり遊びさせておく必要がある。
お母さんだって本当は遊んであげたいよ?でも、youのご飯作ってるよ?そんな目で見ないで?そんなに叫ばないで?ごめんね?という罪悪感に追い立てられて、
混乱のあまり皿でスポンジを洗ってしまいそうなので、「楽しく飽きさせず」が重要である。(それでも皿は洗える)

ということで、檻のインフラを整えるべし。

1畳半ほどの小さな檻なので、おもちゃをたくさん置くと身動きが取れなくなり、座ってチーンとしてる以外に何も出来なくなる。しかも、おもちゃの上に立ったりしたら、なおのこと危ない。滑る→転ぶ→後頭部を別のおもちゃに打ちつける=惨事。なんてことになったらおもちゃのばか!じゃすまないので、床にものはあまり置きたくない。ではどうするか。壁である。

娘は冷蔵庫に貼ったマグネットでよく遊んでいる。しかし、冷蔵庫というのは料理中に行ったり来たりするもので、上開けますよ〜、ちょっと下いいかな〜、氷は取っちゃダメだよ〜なんてやっているうちに、何度も邪魔されることに気づいた娘が、私はストッカーを開けよう、かーかは冷蔵庫を開けたまえ、ってな具合にやはり調味料ストッカーへ向かい、油ボトルを(中略)ダム!!!という鈍い音が聞こえる羽目になっていた。これまでは。

しかしこれからは、そのマグネットワールドを檻の中の壁に作ったろうやないかい!

ということでホワイトボードやマグネットシートなるものを買い込んできた。もちろん、タッパーたちも。マグネットワールドのことはまた後日として、今日は補足的に2品だけ作った。

・ミートローフ
・ほうれん草と豆腐のあんかけスープ

をストックに追加することが出来た。

料理たちが適切なタッパーに詰められ、冷蔵庫の中でスタッキングされ鎮座している様をみて、これぞスーパーかあちゃんぽいんじゃないの?のほほほほ!と、小さな達成感に小躍りし、ほくそ笑んだ。

スーパーかあちゃんへの道はしかし遠い。


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