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【福岡カタリバ】2月9日 カタリ場実施レポート!

2022年2月9日にオンラインカタリ場が開催されました。

今回はカタリ場のコア(コアマネジャー)を務めたともしに、当日を振り返ったレポートを書いてもらいました。

新メンバーに変わって初めてのカタリ場。

カタリ場に参加するだけでは見られない、企画運営の難しさや学び、その中で見えてくる楽しさを皆さんにお届けします。


①現場当日のはなし

これまでオンラインでの開催は何度かあり、高校生は学校に登校しての参加が多かったのですが、今回はコロナの影響により、高校生も先生もキャストも自宅からの参加で、福岡カタリバ史上初の完全オンライン開催となりました。

ZOOMを使ってキャストや高校生が自宅から直接参加することから通信トラブルが多発し、対話相手が突然消える、相手の声が聞こえないなど対面ではありえないトラブルが続出し、トラブルが発生しても同じ空間にいないからこそ迅速に対応することも難しく、企画側はトラブル処理にてんやわんやな現場となりました。

また、自宅の部屋が映ることを気にしてか、高校生がなかなかカメラをオンにしてくれなかったり、オンにしてくれても顔を映してくれない生徒も多くいました。

そのため、生徒たちの感情や温度感が伝わりにくく、司会をしていた私にとっても大勢の高校生に対して話しているはずなのにその実感が今ひとつわかないという、不思議な感覚でした。

座談会はブレイクアウトルームで行ったため、対話の様子は分からなかったのですが、自宅からの参加だからこそ、学校で周りに大勢の人がいる環境で話すよりもよりリラックスして話せたらいいなと思いながら高校生が映っていないパソコンの画面を眺めていました。



②企画全体のはなし

今回はシミュレーション(事前研修)から当日まで、すべてオンラインでの開催となりました。

通常カタリ場は、高校に直接向い、シミュレーションも基本的に対面で行うため参加者は北九州周辺に住む人がほとんどです。

しかし、今回は時間や場所の制約がないため、北海道や東京や宮城など遠くに住む多様なバックグラウンドを持つ大学生や社会人の方々にキャストとして参加してもらう事が出来ました。

また、対面開催の場合とは違って、ワークシートの印刷や名札や約束カード等の備品が必要なく、キャストを現場まで引率する必要もないなど、準備としては省略出来る部分が多かったです。

ただ、通信トラブルの想定とその対応策など、オンラインならではのトラブルを考慮する必要がありました。



③企画者の感想や学び

私が今回の企画を通して、余裕を持つことの大切さを痛感し、苦手なことこそ実行あるのみということを学びました。

私は企画期間中、バイトや大学のレポートやテスト等に追われていたので常に焦った状態でした。

また、パワポやエクセルは不慣れで自信がないし、めちゃくちゃ緊張しいなので自分が司会をしなければならない事前研修や本番の直前は固形物が食べられなくなるレベルでビビり倒していました。

しかし、実際にやってみると、スライド作成は楽しいし、司会の回数を重ねるごとに不安感は減り、今思うとなんであんな緊張していたのだろうかと思います。

私は自信を持てないことに対して無駄に苦手意識を持ちがちで、苦手意識があると失敗したくなくて逃げてしまうことがあります。

しかし、今回の企画を通して、出来ない事から逃げていても一生出来ないままだしやってみると案外出来るようになるしなんか楽しくなってくることを実感しました。

なので、これからはやりたいけど自信がない時、出来ない理由を並べる前に実行しちゃおうと思います!

最後に、今回の企画を無事に終えることが出来たのは色んな方が協力してくれたおかげです!

貴重な休みを使って参加してくれたカタリバOBOGの方、初参加してくれた大学生や社会人のみんな、遠くから参加してくれた方々、一緒にカタリ場を届けてくれて本当にありがとうございました!!!🙌


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