【22年8月】読書まとめ
2022年8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:942ページ
ナイス数:87ナイス
https://bookmeter.com/users/54142/summary/monthly/2022/8
■赤羽以外の「色んな街」を歩いてみた
漫画かと思ったら違ったけど面白かった。よくこんなおかしな人、出来事に遭遇するものだ。「色んな街」ってそういうことかー。Kがどこか気になる。
読了日:08月25日 著者:清野とおる,パリッコ
■殺人出産 (講談社文庫)
「殺人出産」の他に3つ話が入っていた。
どの話も今の世界と価値観が違って、ここまで変わらなくても未来はどのようになっているか怖くもあり楽しみでもあり。
作家仲間から「クレイジー沙耶香」と呼ばれている理由が分かるような作品でした。
「殺人出産」:10人産んだら1人殺せる。そんなこと思いつかない。産み人同士はどうなるのかな。血が苦手なので最後はしんどかった。
「トリプル」:どっちもどっちよ?と思ってしまった。
「清潔な結婚」:家庭と性欲を切り離す時代がくるかもしれない。
「余命」:短いけれど発想がおもしろい。
読了日:08月18日 著者:村田 沙耶香
■落花流水 (角川文庫)
1960年生まれの手毬が主人公。彼女の人生の1967年から2027年まで60年間が10年ごとに描かれる。
決して共感できるわけではないのに引き込まれてほぼ一気に読んでしまった。嫌悪感がある場面もあるのに。
手毬の印象が読み始めと終わりとではずいぶん変わる。血は争えない。
母娘3代が登場するので、カムカムエヴリバディと重なる部分があるなと感じた。
単行本は1999年に発売。
読了日:08月14日 著者:山本 文緒
■ノラネコぐんだん パンこうじょう (コドモエのえほん)
友人のおすすめ。かわいい。パンのいいにおいがしてきそう!どれもおいしそうだけどラッパパン¥80食べたいな。
パンの作り方をざっくりと子どもが知ることができそう。
パンうりきれて よかったですね。(他人事)
読了日:08月14日 著者:工藤 ノリコ
■潮騒 (新潮文庫)
今更「あまちゃん」を見たら、三島由紀夫の「潮騒」の「その火を飛び越えてこい!」の場面が出てきたので再読したくなり。8年半近いかも。正直あまり内容を覚えていなかった。こんなに美しい作品だったとは。三重・伊勢湾に浮かぶ小島が舞台で、海に囲まれた生活が目に浮かぶよう。
あらすじを読んで、「清純で官能的」は矛盾している気がすると思ったけれど、確かに肉体の描写があるけどいやらしくない。ボディビルをする前、29歳の時に発売された作品のようです。
ギリシア神話に詳しかったらもっと楽しめたかしら。
読了日:08月12日 著者:三島 由紀夫
■女王さまのワードローブ: イギリス国民に愛されつづける女王エリザベスの物語
2022年はエリザベス女王即位70周年(プラチナ・ジュビリー)!
女王の歴史を服飾を通して知ることができる絵本。美しい装いにうっとり。そして国民と共にあるという姿勢が愛される理由だと感じた。
ビートルズも出てきたけど絵が似ているような似ていないような。
驚きなのは、戦時中に軍隊に入隊して整備士として働いていたなんて。
服飾とは関係ない感想だけど、“VICTORY"に当たり前のことなのに一瞬はっとした。日本人だからか「戦争=負け」という認識だったもので。
読了日:08月07日 著者:ジュリア・ゴールディング
▼読書メーター
エリザベス女王が逝去されるなんて。
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