「初心者が単価の安いライティングをしない方がいい理由 その②」

前回「初心者が単価の安いライティングをしない方がいい理由 その①」でお伝えした通り、スキルも経験もない初心者がライターになるための門をたたくには、クラウドソーシングがいいというお話をしました。

そこで注意しなくてはならないのが単価です。

ライター人生を左右するかもしれない「安すぎる単価」の代償とは

安すぎる単価のお仕事はライターにとってデメリットが大きいというお話をしましたが、ライター人生を左右するかもしれないほどのデメリットとはなんでしょうか?

単価が安いこと=収入が少ないということだけではなく、クオリティが求められないということが最大のデメリットです。

へ?

と思った人もいるかもしれませんが、クオリティが求められないということは、クライアントに期待されていないということ

さらに、クオリティが求められないということは「スキルのない今のままでもOK」ということ。

ということは、「学ぶ機会がない」ということ。
学ぶ機会がないまま経験だけが積まれていく」ということ

それって具体的にどういう意味?と思いますよね。

ライターにとって学ぶ機会がないということは死を意味する?!

そこまで言いませんが、今のスキルのまま実績や信頼が蓄積されていき、更にステップアップしたいと思った時、単価の高いお仕事に応募することになると思います。

今までの実績や経験を話し、スキルチェックを受けた際、クライアントに「レベル低っ」と思われて採用してもらえないか、採用してもらえたとしても「ダメ出しの嵐」を経験することになります。

どのタイミングでもそうですが、自信がついてから「ダメ出しの嵐」を受けることや、今までのやり方との違いライティングの変なクセがついてしまうことで、ステップアップ後にクライアントからの要望を受け入れるのが困難で戸惑ってしまう。

言葉にするとこうなりますが、実際は中々苦しい経験となります。

向上心を持って仕事をしている人はいいかもしれませんが、家事や子育てをしながら「何でこんなこと言われないといけないの」なんて心が折れてしまい、辞めてしまう人も少なからずいます。

私もすごいダメ出し(半分人格否定/笑)を受けたことがあり、へこたれそうになったりもしましたが、今も何とかやっています。

ライターで長く頑張りたい人は…

これから末永くライターで頑張りたいと思っている人は、1つの案件に割く時間に対し、いくらぐらい欲しいかをしっかり意識してお仕事を選ぶことが大切です。

私は全く経験がなかった時は、最低でも1本1000円以上のものを選んでいました(その時は文字単価と言う概念を知りませんでした…

実際やってみて、4時間も5時間もかかる場合は「ちょっと割に合わないな」と言うことで、しっかり契約を満了したうえで、別のお仕事を受けるようにしていました。

初めはクライアントとの出会いも運です。実績が上がってくるとオファーがきたり直接スカウトが来たりします。

そうなるまではいいクライアントとの出会いを待ちつつ、いろんな案件ややり方を経験し、ライティングスキルを磨きましょう!

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