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【基礎編】ライティングの際に意識すべきこと!その2

以前ご紹介した文章作成時に意識すべきポイント”についてのご紹介~第二弾!

前回は
1、とにかく一文は短く!
2、語彙にバリエーションを増やす
をお届けしました。
まだご覧になっていない方は下記一度ご覧ください!

では今回のスキルノート、いってみよー!

1.漢字をひらく

ライティングの際には、漢字やひらがななどが統一されていないことを「表記が揺れる」と言います。
表記の揺れは、送り仮名、数字、地名など様々な内容で起こりうるものですが、一番多いのは「ひらがな」と「漢字」の使い分けです。

漢字が多すぎると読みづらく、ひらがなが多すぎると稚拙な印象を受けます。それぞれのバランスを考え、あえてひらがなで表記する(=“ひらく”)ことも大切です!

例えば下記の文章

漢字が多過ぎる文章は、賢く見えますが非常に分かり辛いです。文章は読者に最後まで読んで貰う事が大切なので、漢字とひらがなのバランスを調整して下さい。

漢字が多すぎると、なんだかごちゃごちゃして見えますよね。
いくつかの感じをひらき、下記の文章に直してみました。

漢字が多すぎる文章は、賢くみますが非常にわかりづらいです。文章は読者に最後まで読んでもらうことが大切なので、漢字とひらがなのバランスを調整してください。

やわらかく読みやすい文章になりましたね。

賢く見せたいから漢字を多用する、のではなく、文章全体を読んで、どの漢字をひらくか判断しましょう。
表記ルールなどをメディア内で統一し、原稿チェックの際に参考にすると良いかもしれません。
今後のスキルノートで、開いた方が良い漢字一覧もご紹介します!

2.冗長表現を削る

冗長表現とは、文章内に必要ない表現で、省こうと思えば省けるものです。
冗長表現を削ることですっきりと読みやすい文章になります。

たとえば、丁寧に書こうとしすぎて「~することができます」を使いすぎてませんか?
「~することができる」「~できる」に言い換えが可能です。書かなくても意味が通るのであれば、なるべく文末は短くしましょう。

下記の例をご覧ください。

①その会議ではメンバーの進捗を確認することができる。
 →その会議ではメンバーの進捗を確認できる。

②私は3キロ泳ぐことができます。
 →私は3キロ泳げます。

同じ意味でも、「~ことができる」を置き換えるだけですっきりしますよね。
特に長い記事や文章作成の際は、一文をすっきりさせるために冗長表現を削ることをお勧めします。

今回はここまで!
また次回のスキルノートでお会いしましょう~✨