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製薬会社のリストラ事情

こんばんは。
最近流行っている私の働いている業界のリストラについて書きます。中外、大正、武田、塩野義などの会社でリストラが実施されていることが公表されています。各会社による事情や内情は異なると思いますが、共通しているのは直近の業績は悪くなく利益があり、(今後の成長に向けて)人員整理して合理化を図っていると思われます。業界の裏側についていくつかお話します。


小規模のリストラは常時行われている

大規模のリストラはニュースなどでも報じられて世間でも知られています。
しかし、50代くらいからの希望制の早期退職制度が常時あったり、パフォーマンスが悪い人は降格などをされ自主的に退職に追い込まれています。私の部署も他部署でも最近そんな声を聞くことが多くなりました。

ターゲットはMR・研究開発・間接部門

MRについては基本的にはどの会社も減少傾向です。実際コロナ禍で医師と面会ができなくなってもそこまで売り上げに影響がなかったことなどから不要と思われます。
研究開発については、日本では新薬がほとんど生れていない状況で、自社開発をする動きがなくなってきておりベンチャーなどから導入する方が合理的という判断になりつつあるのだと思います。
そのほか製造以外の間接部門です。QAや私のいるサプライチェーン、経理、総務など色々あると思います。それぞれ付加価値が低いところから削られると思いますが対象は企業によりけりでしょう。

退職しても業界内で回っている

やめたとしても、転職者や転職先(受け入れ側)はパフォーマンスが悪いといえども経験があるので双方メリットがあります。聞いた話では、えらい人達に限った話かもしれませんげ、製薬業界って狭い世界で、悪評も知らないうちに広まることもあって転職先に敬遠されたりするそうです。(笑)

まとめ

入ってみると製薬会社はかなりシビアと実感しています。
明日は我が身です。
おわり


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