大学院時代の思い出②友達づくり

暇なので大学院時代の思い出でも書いてみようと思います。

大学院もいろいろありましたが、私はどちらかというと学業よりインターンの方が良い思い出として残っています(またいつか書きます)。大学院自体は、「友達がいっぱいできて楽しかった!」というようなポジティブな印象ではないです。留学経験者ならちょっとわかるんじゃないかなと思います。

大学とかでもそうだと思うのですが、中高と違って、人によって選択科目が違ったり、特に科目によってはいかにも大教室というような感じで数百人規模で受ける授業もあるので、そもそも(日本の大学でも)なかなか仲の良い友達を作るのって難しいと思います。

私はクラス以外だとサークルに入っていたので(後述)そちらで多少友達は作れたのですが、クラスの方は奇跡的にいた日本人学生と友達になっただけで、それ以外の友達は結局作れずじまいという感じでした。

クラスメイトについてですが、最初の授業で確か「イギリス人の人は手を挙げて」と言われて手が挙がったのが4割程度だったと記憶しています。多数派はヨーロッパからの留学生でした。当時の私からすれば、みんな英語ペラペラです。最初にみんなでパブに飲みに行ったのですが、まじで一ミリも話の内容がわかりませんでした。そりゃそうですよね。ネイティブスピーカーの英語にもほとんど慣れていないレベルで、いろんなアクセントの入り混じる会話で、なおかつパブというガヤガヤした状況で、たくさんの人が一斉に話すんですから。英語のリスニングのテストで、シーンとした中で耳をそばだてて、一人の人(完全なアメリカアクセントorイギリスアクセント)がゆっくり話すのを聞いてるのと訳が違います。当たり前ですけど。(というかリスニングテストですら苦手です・・・)

他の友達といえば、寮でできた日本人の友達一人でした。この子とは今でもとても仲がいいので、出会えてよかったなと思っています。

留学中は、せっかくだから日本人の友達を作らない!という人や、日本人でも英語で話そう!という人もいると思います。特に語学留学なんかだとそういう発想の方は多いと思います。数ヶ月以内であれば、「短期で結果を出さなければ」という気持ちになるので、それもありだと思います。ただ、私の経験を振り返ってみると、大学院は日本人の友達がいたことで正気が保てていたなと思います。余暇の時間も特に英語の映画を見たり英語の小説を読んだりなどはせず、特に制限なしで日本語のYoutubeを見たりJPOPを聞いたりしていました。寮でも日本人の友達ができたので、夜な夜なその子の部屋に行って二人でビールやサイダー(イギリスではサイダー=甘いフルーツの発泡酒です)を飲んでしょうもない話をしていたのを思い出します。

サークルについてですが、10月に大学院に入学してから、「これは普通にしてたら全然友達できないぞ」と思い、大学のサークル案内ページを探して見つけたヨガサークルに11月から入会していました。

ヨガサークルの良かったところは、
・そこまで語学力がいらないこと(先生が何を言っているかわからなくてもポーズを見れば大体ついていけますよね)
・たまに「リトリート」と言う宿泊ありのイベントがあって友達が出来やすいこと(私は初回がリトリートでした)
・初期費用もほぼかからないこと(タンクトップ、Tシャツ、スパッツ、半パンなど普通の洋服でできる、マットもでかいバスタオルで最初はいけます)
です。

もちろん個人的にヨガに興味があったというのはあります。ちなみにヨガは今でも続けています。いまだに先生の英語が聞き取れなくてポーズが遅れたり左と右を間違えたりはあります(笑)。

また、イギリスの大学でよくある友達づくりの場で、パブクイズといってパブでクイズ大会みたいなのをやるイベントがよくあるのですが、ああいうのは高度な語学力が必要とされるので(笑)ほとんど参加しませんでした。多分今なら多少楽しめると思いますが。

こんな感じで大学でも普通に生きているだけで?数人の友達はできました。ヨガサークルではイギリス人の友達が数人できて良かったです。そのうち一人にはクリスマスに実家に招待してもらい、イギリスの家庭のクリスマスの過ごし方を知る機会にもなりました。


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