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自然と触れることの効果⑤触覚(前編)

触覚の重要性は、案外見逃されています。

実は、触覚は子宮内で最初に発達する感覚です。

触覚の心理的な働きとして、喜んで要求に従ったり、人と集団の間の絆を創造したり、情熱的な関係を強めたり、ストレスが減少する(血圧や心拍数によって測られる)といったものがあります。

恋愛や社会的な絆を深めるために、接触することは極めて重要と言われています(ハラスメントにはくれぐれもご注意ください)。

動物と触れ合うことでも、血圧が下がったり、リラックスや快適さが増す、痛みの許容範囲が広がる、孤独感を減少させる、ストレスやフラストレーションからの回復、医療ケアの必要性を下げる、といった報告もあります。

例えば林間学校では、子どもが自然に「触れる」ことを通して、勇敢さ、社会的スキル、言語や対人交流、動機づけや集中力、身体能力、知識や理解などを得ると信じられています。

また、運動場で遊ぶよりも、森林で遊ぶ方が運動スキルが改善することもわかっています。

続く

参考文献)
Lara S. Franco et al.(2017) A Review of the Benefits of Nature Experiences: More Than Meets the Eye, International Journal of Environmental Research and Public Health.

写真:#伏見稲荷大社
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