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アメリカで人気のSaaS・TOP7

アメリカで人気のローコード開発ツールについて、Info-Techの2024年8月のレポートをご紹介します。皆さんはどのツールを使ったことがありますか?

人気のローコードツールの相関図
ランキング概観

①Salesforce Platform


CRMとカスタマーエクスペリエンスの向上に焦点を当て、顧客中心のアプリケーションを構築でき、カスタム・アプリやワークフローの開発が可能。
それぞれの企業の業務プロセスや開発要件に適合できるローコードプラットフォームとして評価が高く、営業、マーケティング、カスタマーサービスの各部門で活用されることで、顧客データを活用した高度な分析や自動化を実現します。

【使用例】 CRMシステム、カスタマーサービスプラットフォーム、セールスオートメーション

②Microsoft Power Apps


その名のとおり、Microsoft 365、Azure、Dynamics 365など、既存のMicrosoftサービスと連携し、業務アプリケーションを迅速に構築できます。
ドラッグ&ドロップのインターフェースを提供し、プログラミングの知識が少ないユーザでも簡単にカスタムアプリケーションを作成できることが特徴。
これにより、エンジニア以外の方でもワークフローを合理化でき、業務プロセスの効率化、生産性向上やDXを促進します。

【使用例】 ビジネスプロセスの自動化、レポーティング用社内アプリ、マイクロソフトサービスとの統合

③Zoho Creator


特に、中小企業(SMB)やスタートアップが手軽にカスタムアプリケーションを作成でき、シンプルなインターフェースと手頃な価格設定が特徴。
技術的な専門知識が少ないユーザでも、特定の業務ニーズに対応するアプリケーションを開発できるよう設計されています。
フォーム作成やデータ管理などによって、日常業務を効率化するためのシステムを迅速に構築・展開することが可能です。

【使用例】 カスタム社内ツール、在庫管理、CRMソリューション、SMBデジタルトランスフォーメーション

④OutSystems


企業規模のアプリケーションを迅速に開発・展開するためのプラットフォームとして、DX推進を加速したい企業に向いています。
フロントエンドからバックエンドまで包括的にサポートし、複雑なシステム統合やカスタマイズが必要な大規模プロジェクトに最適。
高いスケーラビリティと迅速なパフォーマンスに定評があります。

【使用例】 エンタープライズ・アプリケーション、モバイルおよびウェブ・アプリケーション、レガシー・システムの近代化

https://www.outsystems.com/ja-jp/

⑤Spring boot

開発者がプロジェクトの複雑なセットアップを心配することなく、素早くコーディング(Java)を開始できるように設計されており、信頼性が高くスケーラブルなアプリを素早く構築するのに理想的。
他システムと連携する小規模なサービスを作成したり、アプリのさまざまな部分を接続するWebアプリケーションやAPIを開発でき、クラウドベースのアプリケーションを作成する場合など、スピードと効率が重要な場面で人気があります。

【使用例】マイクロサービス開発(大規模なシステムで連携して動作する、独立した小規模なサービスのこと)、Webアプリケーション開発、API構築、バッチ処理

⑥Appian


BPMにフォーカスし、複雑なビジネスプロセスを自動化し、ワークフローを効率化するためのプラットフォームです。
特に大企業において、手動作業を減らし、業務のスピードと精度を向上させます。
ローコード/ノーコードの両方を用意し、開発者も非開発者も利用できる柔軟なツールセットを提供し、幅広いユーザーが業務アプリケーションを構築できます。

【使用例】 企業ワークフローの自動化、規制遵守、顧客サービス業務

⑦Caspio

ユーザはコードを書くことなく、データベースを利用したカスタムアプリケーションを作成できることが特徴。
データベース管理とウェブアプリケーション開発を誰でも利用できるようにすることに重点を置いています。
中小企業だけでなく、従来の開発リソースを持たずにカスタム・アプリケーションを必要とする大企業内の部署でも広く使われています。

【使用例】CRMシステム、在庫管理、レポートダッシュボード