相川浩一 公式ブログ '21 7/19(月) 全身使ってデカくなれ!より

全身使ってデカくなれ!
2021年 7月 19日 (月)


よく
ベンチプレスは
お尻をつけなくては
だめだ。

なんて
指導を耳にしますが、
確かに
ベンチプレス大会や
教科書的には
その通りですが、
デカくなるトレーニングでは、
お尻を浮かして、
「脚で挙げる」感覚を
磨いたらいいと
思います。

 むしろ、
肩挙げの
癖の方が問題で、
尻上げベンチで
肩挙げの
癖を取り、
全身の連鎖を高める方が
早く
バルクアップします。

 尻上げベンチは
胸と言うより、
全身の
バルクアップ種目であり、
肩挙げの
怪我につながる
悪い癖を取る為にも
有効です。

 ナチュラルで
バルクアップしていくには、
こういった
アプローチが
鍵となります。

ノーマルベンチで
バーベルが垂直移動せず、
やや
水平移動が伴えば、
肩挙げしているし、
尻上げベンチで
ハムストリングが
つるようでは、
まだ全身が使えていない
証拠です。

大事な事なので
何度も言いますが、
全身で
バーベルと一体となって
トレーニングすることが
デカくなる
鍵なのです。

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(相川浩一)

競技ボディビルダー。
(JBBF 日本体重別選手権 四連覇含む

八回優勝他、優勝・入賞多数)。
男子ハンドボール日本代表 東京オリンピック フィジカルコーチ。
男子ハンドボール日本代表 ストレングスコーチ。
パーソナルトレーナー。
パーソナルコーチ。

新日本プロレス 肉体強化トレーニングコーチ歴任。

学校部活動コーチ。
作家(筋力トレーニング書籍、専門誌連載、著作小説)。
講師(大学、消防学校。セミナー)。

日本スポーツ歯科医学会正会員。歯科技工士。
元消防士。

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今回はベンチプレスを例に挙げての、全身トレのすすめです。 

競技ウェイトリフティングのように、全身を使う挙げ方もあり、こちらも非常に優れた全身トレとして、また下半身から上半身への動きの連動や神経反応のトレーニングとして取り入れられていますが、もっと単純種目としてビッグ3のような種目、大筋群、複合間接種目で全身を使うすすめです。

競技、スポーツでは、こちらのビッグ3を全身でという方が、パワーを使う場面では役立つかと思いました。

今回例に挙げたベンチプレスでは、より重量を挙げていくためには、下半身も使っての挙げ方よりも「肩挙げ」の癖が問題だ、とありますが、これはまさに私がそうでした。

ベンチに足を上げて、下半身を使わないようにする脚上げベンチを過去に私もずっとやっていた時期がありました。

理屈から考えると、胸以外を使えなくしているので、より大胸筋に効くだろう、だったのですが、重量が上がることで別の問題が起こりました。

ベンチプレスのフォームをしっかり作らずに、ただ形だけ足をベンチに上げてやっていたので、肩甲骨は開き、肩と腕で挙げる、まさに「肩挙げ」。

大胸筋はあまり使われず、重量はアタマ打ち。

それでも続ければ、重量も伸びるのだろうと、無理矢理また「肩挙げ」を続ける。

重量は伸びずに、これが自分の限界かとなっていました。

自分の体重の1.5倍も挙げられていなかったのに···。

後にしっかり胸を張る、肩甲骨を寄せるベンチプレスのフォームの重要性を知りました。

全くラクに挙げられるのです。

イコール、まだ重量が伸ばせると言うこと。

大胸筋を使えるフォームにしていれば、下半身も使ってのベンチプレスはとても有効だと思います。

カラダにその重量を扱えることを覚えさせる、慣れさせることはとても有効です。

体感、実感していないと、備えられないですからね。

その重量を覚えて、備えて、イメージするだけでも違うと思います。

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