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ノルウェー3泊6日ひとり旅 ~1日目①|飛行機移動・オスロ到着まで~

2023年5月のノルウェー旅行の記録用に記事を書きます。
思考を書き連ねていきます。結果として、どこかの誰かのお役に立てたらうれしいです。


さっそく関係ない写真で申し訳ない。旅行の前にどうしても食べたくなった。山口県から関西国際空港に向かう途中、「ラーメンたろう」に寄るためだけに新神戸駅で途中下車。慣れ親しんだこの味。

ラーメンたろう三宮本店 キムチは食べ放題

掲示板で搭乗する便を確認。18時頃には到着。手続きはどうするんだろう?とぼんやり考えながら時間をつぶす。ベンチはどこも旅行客で埋まっていた。
ノルウェーはキャッシュレス決済の国と聞いていたが、念のため30NORKを購入。1店舗目には在庫がなかった。それだけキャッシュレスなのだろう。(実際全てクレジット決済で、帰国後両替手数料を出して日本円に換金)

21:50 ルフトハンザ航空 ミュンヘン行き

受託手荷物の手続き。全部で1時間かかった。早めに到着しておいてよかった。
ネームタグをつけていなくて、スタッフの人にもらうことに。スタッフの人は、にこやかにおだやかに自信を持って英語で旅行客と話をしていてかっこいいと思った。

ルフトハンザ航空の山吹色いいね

出国審査は、機械にパスポートをかざして顔を照合されるだけ。もう、日本だけど日本にいない感覚。中国語のアナウンスを真似して茶化す人たちがいて、少しもやっとした。

手荷物預け、保安検査、出国手続きを終えた空間

しばらく飲めないかもしれない、おーいお茶を買い込んだ(2本)。スーツケースにも予備で入れてあるのだが。あと非常食としてカロリーメイトも。

旅行のときはおーいお茶を買ってしまう

そろそろ搭乗。周りはほとんど外国人。英語ではない言語(ドイツ語?)が飛び交う。

搭乗間近 不安と好奇心が入り乱れる

外の景色を見るために窓際の席を取ったのである。
機内にはまくらと毛布が用意されていた。

地図を見るのが好き。もしかしてロシア上空を飛ぶのか?

地図に出てくる都市は、空港がある都市?

機内食は、チキンorパスタ。選んだチキンは親子丼。加温してあり、温かいご飯をいただく。

チキン

飛行機の振動により、ペットボトルの蓋をなくすという失態。この後、ペットボトルが転倒。ラップにより事なきを得た。

蓋は無情にもどこかに転がっていった

地図に表示されるground speed(対地速度:飛行中の飛行機の地表面に対する水平速度)を見て、そのタイトルの曲が聴きたくなってウォークマンで聴く。

砂漠の上空。息をのむ光景。

山脈の様子などから地球の自然の姿を垣間見たような気がした。

隣の席の人に話しかけてみた。
娘の結婚式に参列するために、息子(結婚する娘の兄)とともにイタリアのミラノへ向かう途中らしい。
娘さんはイタリアに定住する予定で、なかなか会えなくなるが、父親としては娘が幸せなら良いとのこと。
乗客の中にも、様々なドラマがある。

ミュンヘンに近づいてきて、朝食。

果物最高

ロシア、ウクライナ上空を避けて、南側迂回ルート。

最短距離ではなかった

朝焼け。5時頃。14時間のフライトで、一度もトイレに行かなかった(行けなかった。窓際席のトイレ事情は厳しい)。

ミュンヘン空港は間近

乗り継ぎにあたり、手荷物検査、入国審査があった。
手荷物検査では、怪しまれないようににこやかにヘラヘラしていたら(完全に怪しいヤツだね)、頭の先から靴の裏まで入念にボディチェックをされた。他の人は、金属探知機のゲートをくぐるだけで通過していたのだが。
入国審査では、定番の質問に答えた後、想定外の「いつ帰るのか?」と聞かれた。●月●日の言い方を練習していなくて、泣きそうな顔になっていたと思う。入国審査官の無表情トレーニングはすごいと思う。顔色一つ変わらない。しどろもどろしていたら、あきれた様子でもう良いよと審査完了。
まあ!通れたし!すべてヨシ!

移動していたら、アジア系の女性に英語で話しかけられた。同じアジア系で声をかけやすかったらしい。中国出身というその女性は、受託手荷物の受け取り場所がわからないとのこと。しかし、聞き取れたものの説明する文が出てこない。『となりのトトロ』のカンタみたいに「ん」と言いながら、Baggage Claimの表示を指さすことしかできないのであった。むなしく、女性は表示とは別の方に行ってしまった。「すまぬ、これを糧にいつか少しは話せるようになるよ!」と誓いを立てつつ彼女の背を見送ったのであった。

乗り継ぎ待ちの間に朝食。初めて英語で、会話した。
Can I use クレジットカード?と聞いてOf course.と返ってきた。異国の地で通じただけで感動してテンションMAX(ちょろい)。しかし、なんとお値段1,700円。

異国で初めて食べたのは炭酸入りの甘いジュースとヨーグルト

早朝到着で誰もおらず。3時間の乗り換え待ち。auケータイの海外旅行プランへの自動切り替えも上手くいって、ネット利用可&カメラが無音に。

朝6時前

セルフのコーヒーサーバーがあったので、コーヒーでも。だいたい何でもクレジットカードで支払いができる。ところが、動かない。Googleレンズを試してみると・・・

セルフコーヒーサーバー
故障中

充電用USB・コンセント付きの椅子。コンセントはプラグCタイプ。

時間を持て余したので、預けたスーツケースに入れたAirTagの位置情報を眺める。ちゃんとミュンヘンに到着していた。

9時前、オスロ行きに搭乗。

もはや日本人の姿はない

飛行機搭乗時、アジア人系の人が珍しいのか、多くの乗客に3度見された。
人畜無害なただの人間ですよという雰囲気を出しつつ自席へ。

せっかくなので機内誌も読んでみる。

HARIBOは日本で食べたことあるぞ。なーんだ、このページの1/8は食べたことあるじゃん。

ドイツ上空。パッチワークが綺麗。天気も良い。

オスロの街。空港は目前。

オスロ空港到着。
入国審査はないが、観光客と思しき人物たちは空港職員に止められて質問をされた。
・入国目的
・滞在期間
・一人で来たのか?
・どこに行くか?
・何をするか?
ミュンヘン空港での反省を活かして、答え方を練習しておいてよかった。
何をするのか?でフィヨルドが通じなくて焦る。何度か繰り返してたら、わかってもらえた。発音大事。目的がフィヨルドとわかったところ、柔らかい対応になった。一人で日本から3日という短期間で何しに来たんだ?というのはごもっともである。
滞在期間で「短っ!」という反応だったので、「私の休暇は短いんだ(My holiday is very short.)」的なことをジョークのつもりで言ってみたりもした。ウケなかったが(ネタになったのでヨシ!)。

綺麗でオシャレな空港。

空港内
Baggage Claim
木をふんだんに取り入れた2F出発ロビー
自販機もクレジットカードが使える
良い天気、旅日和

次は、空港でのあれこれと、国内線搭乗からのベルゲンまでを紹介予定。

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