女性の神筋｜40歳 4人目 高齢出産してはじめて知った「骨盤底筋」

こんにちは、トイレのときこです。
40歳の時に4人目を高齢出産し超尿漏れに。
自分の身体に何がおこったのか理解できず、心まで病んでしまいました。
自力で克服する中で知った「骨盤底筋」の重要性。
今回は、神筋である女性の「骨盤底筋」について解説します。

女性の神筋「骨盤底筋」は、大切だと理解してケアに取り組んでいただけるとうれしいです。

神筋｜骨盤底筋

女性の神筋｜骨盤底筋

骨盤底筋をご存知ですか？

場所は、胴体の一番底
股の部分
恥骨、尾骨、座骨の間を結ぶ部分にあります。

かたちは、菱形のハンモック状。

構成は、筋肉・靭帯・皮下組織からできている。
尿道，膣，肛門の3つの穴をつなぐように筋肉が集まっています。
尿道，膣，肛門を８の字のように筋肉が囲んでいます。
上の層・中間の層・下の層といったさまざまな筋肉で形成されている骨盤内の筋群です。

はたらきは、骨盤自体を支えるのに最も重要な筋肉。
内臓全体を含む重さを支えています。
骨盤内にある臓器（膀胱，子宮，直腸）です。
・尿，便の排泄。
・生理の経血を排泄。
・出産のとき産道を伸縮させる。

骨盤底筋をゆるませる原因

女性は、どうしても骨盤底筋がダメージを受けやすい宿命にあります。

■　妊娠して大きくなったお腹を頑張って支えるから

■　膣出産により産道が大きく伸びて骨盤底筋にダメージ

■　閉経して女性ホルモンの分泌が減ると筋肉が弱りやすくなり膀胱や膣は、萎縮していくから

■　姿勢、ねこ背など体がくの字に曲がっていると、おなかに圧力がかかり骨盤底筋群によけいな力がかかってしまうから

■　便秘で毎日何分もトイレでいきむこと。おなかに圧力がかかり、尿道や骨盤底筋群へダメージがあるから

■　強くせき込む、ぜんそくなどでせき込むことが多いと腹圧がかかってしまうから

■　腹筋運動は、おなかを縮めて行うので腹圧を高め、骨盤底筋群に大きな負担となるから

■　肥満や重たい荷物を持つことも腹圧につながるから

あてはまるものがなくても女性の骨盤底筋は、とにかく毎日頑張っています。

骨盤底筋がゆるむと

女性の骨盤底筋は、排泄すべてを引き受けている女性の身体の基盤ともいうべき最も重要な筋抜です。そこがもしもゆるんでしまったら…。

・尿トラブル続出
・腹圧で漏れる
・急にトイレに行きたくなりコントロールが難しくなる
・トイレが近くなる
・夜間のトイレが増える
・出かけるのがこわくなる
・意欲がでなくなる
・姿勢がくずれる
・冷える
・下腹が出る
・お尻がたれてくる
・おならをとめられない

ゆるんでしまったらいろいろな困りごとがあらわれますね。

骨盤底筋をきたえると

神・筋肉　骨盤底筋をきたえるとこんなにいいことがたくさん。

・くしゃみ、大笑いした時にギュッと尿を締められるようになる。
・トイレが近い人は、尿を止められる自信がつくとトイレを我慢できるようになる。
・おならを止められるようになる。
・出産で受けるダメージを最小限にできる。
・姿勢を支えるお腹の筋肉も鍛えられるので背筋がしゃんとして見た目が若返る。
・骨盤につながっている腰の筋肉も動くので腰回りがスッキリ
・骨盤内の血流がよくなると全身のめぐりがよくなり美肌に
・たわんでいた直腸が引き伸ばされ便が出るように
・体の中から熱を発生させるので体の奥がポカポカ
・骨盤底筋を動かすと血行がよくなり筋肉量が増える。筋肉が熱を発すると女性ホルモンをつくる卵巣に栄養が届き冷えも取れて活性化
・骨盤底筋がしっかりすれば子宮の血液循環をよくし骨盤内の痛みを軽くしてくれる。
・インナーマッスルの骨盤底筋を鍛えると脂肪燃焼効果がＵＰ
・尿トラブルの心配、不安がなくなるので気持ちが明るくいきいきとした生活が楽しめる。

骨盤底筋をケアしよう

骨盤底筋は、女性の要。
神筋です。
骨盤底筋をケアしてずっといきいきとした思い通りのHappy Life生活を送りましょう。

年齢、性別は関係ありません。
コツさえつかめれば誰でも鍛えることができます。
早すぎることもありませんし遅すぎることもありません。

女性の骨盤底筋は、弱ってあたりまえ。
いつどのようなかたちでトラブルがおこっても不思議では、ありません。
誰にでも起こり得ることです。

人生100年時代。自分の将来を想像した時、頭も身体も元気なのに紙おむつが手放せないでは、つらいです。

ぜひ今から、骨盤底筋をケアして大切にしてください。
体の底で骨盤底筋がめちゃくちゃ喜んで、あなたを守ってくれますよ。
だって女性の神筋だから♡