夏休みはこれをやる(バスケの基礎)

新チームになってはや3週間ほど経った。1学期も終わり夏休みに入り、相変わらずバスケ三昧の日々を送っているわけだが、自分のチームの課題がなんとなく見えてきた。

それは「バスケットの基礎ができていない」というところだ。
もっと具体的に言うと「パワーポジション」「ボールポジション」「ミート」「ストップ」の4つのことだ。

そもそもバスケットは瞬時に判断することが求められるスポーツだ。

例えば、ボールをもらったときに自分のマークマンが離れていたらシュートを選択するし、他の味方がノーマークになっていたらパスを選択する。

こういういくつもの判断を正しく、かつ素早くすることがバスケットをうまくプレーすることにつながる。

そして、その判断を素早く行うためには他のことに気を取られてしまっては判断も何もなくなってしまう。バランスが崩れている状態で正しい判断はできないし、ボールがとられてしまうかもしれないという状態では落ち着いて判断することもできない。

つまり、バランスよく止まって、かつボールを取られないような状態になって初めて正しく、素早く判断を行うことができるのだ。
もちろん、判断を素早く行えるようになるにはそれなりの経験が必要となるが、そもそもバランスが崩れている状態で経験を積んでもあまり意味がない。

こういう点にうちのチームの課題がある。
そして、この「正しく止まれて、ボールを取られない」という課題がクリアできることは他のことにも良い影響を与える。

例えば、シュート。ドリブルからのジャンプシュートも正しく止まれないとシュートが横にズレてしまう。あとは、レイアップも同じ。ステップを踏むときに良いバランスで動けないと簡単なレイアップを外してしまう。

というわけで、1年生も2年生も夏休みは「パワーポジション」「ストップ」「ミート」「ポールポジション」を徹底して行っている。

具体的な練習は以下のものをやっている。
①ジム・ジョーンズドリル
 ジャンプストップ→クロスステップで1ドリ→ジャンプストップ
 を繰り返すドリル。
②トラック&トレイル
 2人1組で行う。
 向かい合ってパスを相方からもらってストップ→ドライブを繰り返す。
③ペリメーターパス

④ウイングミート
 よくある練習。Vカットなどをしてからウイングでミート→ドライブ。
 フィニッシュのバリエーションを色々追加しながらやっている。
 特に大切だと思うフィニッシュが「ストップ&ステップ」。
 (下の動画では「アップ&アンダー」という名称になっている)
 1on1で抜ききれなかったときのスキルだが、ストップやピボットの要素  
 が含まれている。OGも「上のカテゴリで使える」と話していた。

 これ以外にもストップのスキルとしては「パンチストップ」「アンダードラッグ」「プルバック」などがある。どれもYOUTUBEで検索するとすぐにヒットするので、自分のチームでも今後取り入れていきたいと思う。

夏休みはこれらに加えて、DFのフットワークやゲームモデルの解説などをちょくちょくやる感じ。そして、最も大切なことは「チームの文化を創ること」だ。練習に意識高く取り組むこと、頭を使って話し合うこと、一生懸命取り組むこと。こういうことをこの時期に徹底して、バスケに取り組む姿勢を養いたい。

結局、バスケの姿勢が一番大事。フットワークとバランス。 


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