自由.

こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。

日中は刺す様な日差しが注いでいるのにも関わらず、夜になると一転、風が頬を撫でてとても気持ちいいですね。
今まででも幾度となく書いてきたことではありますが、自然を肌で感じている時に私は思考が研ぎ澄まされるのかもしれないな、と気づきました。今更ですが。(笑)

夜風は非常に心地良いですから、その点まだまだ真夏ではなく初夏なのかな、と感じます。夏という季節もこれくらいの温度で十分楽しめるので現状キープで過ぎ去ってほしいな、と感じて止みません。


さて今日は、昨日の記事のきっかけにも挙げた”自由”について考えてみたいと思います。

皆さん、自由に生きられていますか?

自由って、非常に良いものだと捉えられていますよね。今の世界において。

例えば、親が娘や息子に「国立大学に進学しなさい、それ以外への進学は許しません」という教育方針であるなら、その親は所謂”毒親である”と看做されるでしょう。
娘や息子からすれば、親に敷かれたレールを歩むという事象において、”自由ではない”と感じ、場合によっては生きづらさを感じるでしょう。

場合によっては、と書きましたが、まぁ大多数の方が”自由にいきたい”と漠然と考えていらっしゃると思います。

かく言う私も、「自由にいきたいなぁ」と発想した回数を数え出すと枚挙にいとまがないです。

しかしここで考えたいのは、その自由が及ぶ範囲です。
皆さんが思う自由ってどこまで自由でしょうか。

いきなりコイツは何を言ってるんだ、と大半の方が思われたでしょうから、私の場合の話をしますね。

私ははっきり言って、この社会というシステムからも脱却したいと考えています。
日本はWWⅡにて西欧諸国に大敗を喫し、それら西欧の社会システムの構築を強いられました。
いわゆる資本主義というものです。市場にて財・サービスが取引され、また人材、金融など、多くのものが市場システムによって交換されます。
人々はその取引、契約を通じて幸福を感じ、また得た幸福を誰か、例えば恋人の方などと共有し、そしてゆくゆくは生涯を閉じます。

しかしこの社会、前提に置かれている概念として”競争”というものがあります。
誰かと競争をし、誰かを蹴落とし、その後に自らの幸福が待ち受けている。
蹴落とされた人間が行き着く先はどこになるのか。私は皆が手を取る、取ることができる社会システムがいいな、と考えています。

ここまでご覧になった方なら感じられたと思います。「共産かな」と。(笑)
断っておきますが、私は共産ではありません。左じゃないです。
私自身経済学部に所属していますし、資本主義システムの素晴らしさも重々承知しているつもりです。社会主義システムは資本主義システムよりもより多くの人を不幸にすると、私は考えています。
だからこそ、今のこの世は資本主義システムでいいのです。

私が上で述べた世界は、あくまで理想郷の話です。桃源郷とも言えるでしょうか。
その様な世界はたかだか私1人がいくら願っても来ることはないでしょう。というかその様な世界誰がどれだけ願ったって来ません。

というわけで、私たちは必ず妥協して、ボーダーラインが設けられたスノードームの中で生まれ、死んでいきます。

そういった状況下ですから、満足に「俺は自由に生きた」と本人が言えれば、それは十分に自由に生きたといえるな、と日々感じているわけです。

ここまでが前提のお話です。長くてすみません。(笑)


自由って、知らないうちに、無意識に制限されてることがよくあると思うわけです。
知らず知らずのうちに我々は選択肢を削がれ、分岐点に差し当たって、「ふむ、これだけの選択肢から選べばいいのね」と考えます。本人が分岐点に到達する前にいくつも選択肢が存在したのにも関わらず。

今これだけインターネットが普及しているわけですから、早いうちにそういった類の情報収集はしておくべきなのかな、と考えます。

私自身高校生の時には今よりも輪をかけて無知でしたから、なんとなーく進学した今の大学では、辿り着けない、もしくは辿り着きにくい結末が多くあると痛感しました。(ちゃんと勉強して国立に行けば知らない世界が見れたかも...?今でも後悔はしていないですが!)

したがって、"自由”というものは皆さんの脳の中にある知識量で幾らでもその範囲が大きくも小さくもなるということだと思います。
これこそが小中学生がよく言う「勉強って何の役に立つの?」と言う質問に対する私の答えです。

自らの自由を掴み取るために、勉強をしなければならないのです。


と、これ以上書くと何文字になるかわからなくて怖くなったのでここらで終わりたいと思います。(笑)
この思索ゲームの続きはまた今度、題も"自由.②"とかにしましょうか。

それでは皆さん、体調にはお気をつけて。

おやすみなさい。

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