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ハロヲタは「青空がいつまでも続くような未来であれ」と本気で願っているんだよ。

今この状況だからこそ心に沁みる曲がある。

ハロコン等でオールキャストで歌っている姿と楽しそうな会場の一体感が懐かしく感じてしまう今日この頃。こんな日が早くまた来て欲しいと本気で願っているんだよ、ということでYouTubeでアップされている動画を集めてみた。

■でっかい宇宙に愛がある

モーニング娘。が2002年にリリースした『ザ☆ピース!』のカップリング曲。カップリングだけど、けっこうな頻度でいまだに歌われる名曲だ。

2019年の夏ハロコンではBEYOOOOONDS小林萌花の伴奏により合唱形式で始まる。そして2番になると一気に弾けて各グループの歌うまメンバーによるフェイクも入ってくる。今のハロプロの良さが存分に味わえて多幸感に溢れる構成だ。

誰かを責めるより
涙を流すより
自分を愛してあげようよ

泣いちゃいそうになるね。

■青春コレクション

ハロコンではないが、モーニング娘。’19春ツアー ファイナル武道館にて、衣装チェンジの繋ぎでデビュー前のBEYOOOOONDSが歌った『青春コレクション』が良い。

もう10年前にリリースされた曲だが、モーニング娘。が歌い継ぎ、そしてハロプロとしても大切に歌い継がれている歴史が感じられ、また最後は衣装チェンジしたモーニング娘。'19も加わって歌う光景がエモい。

輝け!愛があるから
そうやって 許しあえるんでしょ
ネガティブ 言ってても
良いことなんてないし
輝け!今日も地球も
胸張って!手を取り合おうよ

心に刺さる。

■この地球の平和を本気で願ってるんだよ!

タイトルからして、本当にそうだなぁと思える曲だ。もう、歌詞の全てが今の状況への警鐘にも感じられるし、その根底にはつんく♂の「Love&Peace」精神に満ち溢れている。

さあ行け 未来は渡さない
愛の力 愛の叫び
そうだ 言われたからするでなく
みんながしてるからでなく
この手が掴む元気な未来
Love&Peace

この地球の平和を本気で願いたい。

■JUMP

2014年のひなフェスのラストで歌われた℃-uteの『JUMP』は、2020年からジャンプ行為禁止となってしまったハロプロのライブからすると至福の時間だったんだと懐古してしまう。

個人的にはジャンプ禁止に関して全面的に受け入れていたのだが、なんかまた普通にライブできるようになったら思いっきり飛びたいとも思ってしまう。「曲に合わせた振り付けとしてのジャンプ行為は積極的に参加しましょう」っていう風に変更されたら良いね。

この地球(ほし)にルールがあり
だからこそ 慈しみ合う
悲しみ 微笑み
未来へ語り伝えたい
未来はいつも此処にある

コロナに負けなんて認めないぞ。

■Happy大作戦

「つんく♂曲でタイトルがダサいと名曲になりがち」ハロプロあるあるのひとつだが、この曲はその代表作じゃないだろうか。ワンフレーズずつメンバーが歌い継いでいき、ヲタが合わせて名前をコールするというハロプロ様式美にも溢れている。そしてサビでは隣の見知らぬヲタとも肩を組み大合唱になる。

Happy 大作戦
Say Hello! OH YEAH
そうだ もっと良い アイデア
いっぱい出し合って
切磋琢磨するしかない

今じゃ三密だと禁忌になってしまっているこの状況を取り戻したい。

■青空がいつまでも続くような未来であれ!

モーニング娘。に9期が加入し、新時代の幕開けを感じさせる2011年の正月ハロコンで歌われたこの曲は、本当にハロプロにとって青空がいつまでも続くような希望に溢れている。

心を 繋いで
叶えようよ
小さいことでもいいさ
なせばなると
教わったし

「ハロヲタはハロプロライブの舞台装置である」とも言われる。自粛中の無観客ライブで、どうしても物足りなくなるのはやはり彼らの声とペンライトの海がないからなんだろう。

AH 長い長いハロプロに歴史がある。SO 少しだけど僕も一部だわ。

■元気ピカッピカッ!とグルグルJUMP

歌詞がどうとか理屈じゃなく元気になれる曲を2曲。最近、特に『元気ピカッピカッ!』あまり観る機会ないね。個人的にはモーニング娘。9期10期だけで歌ったバージョンも大好きで、まーちゃんに「個性信じて」ってパート歌わせているのがすごく良いのです。

『グルグルJUMP』は、たぶん嫌いなハロヲタはいないでしょう。本当に観ているだけで幸せになれるし、一緒にグルグル回るともっと幸せになれる。みんなでグルグル教にでも入信したんじゃないかと思うくらい、この曲は自然と回りたくなる。

楽しい!楽しい!と思いながら楽しくて泣けてくるよね。

またハロコンでやって欲しい2曲だ。

■雨の降らない星では愛せないだろう?

最後にこの曲。本当はハロコンで歌われたものを貼ろうと思っていたのだけど、聴いていてどうしてもやはりモーニング娘。単体での動画にしたくなった。

伝説の「プラチナ 9 DISCO」最終日の動画。

普通、ヲタの合唱って最後のサビで行われるものだが、この公演では異例中の異例、どあたまから会場の大合唱。不遇と言われたプラチナ期、会場も埋まらずもどかしい状況のなか、メンバーを元気づけるように会場が一体となって後押ししているのが泣ける。

と、観てきたように書いているが、この頃の僕はハロプロから距離を置いていたので完全に後追いだ。

悲しみのない
星ではやさしくなれないだろう
僕たちは誰彼も
憎む必要はない

この時の会場のヲタは歌詞の中の「陸のない(モーニング娘。のない)星にはならないように、僕たちが大声で歌うのさ」と思っていたのかな。歌を届けるモーニング娘。がヲタの歌に助けられるって、素敵な空間だよね。

■まとめ「46億年LOVE」

書いていて、最初は色々な曲をと思っていたのだけど、なんか今の状況へのメッセージって考えると、結局つんく♂曲だなという結論になった。

「愛」とか「地球」とか「宇宙」とか、陳腐になりがちな言葉なのにどうしてこんなにも心を打つんだろう。

ライブなんか、もしかしたら以前のように二度と出来ない可能性だってある。あの日常がいかに大切だったのか、失ってからじゃダメだよね。負けちゃいけない。こんな理不尽な状況に負けないように、あの頃を絶対に取り戻すために、僕は今日も巣籠もりに励む。

そして一曲だけ、つんく♂以外の曲。つんく♂の魂も受け継がれている。ハロプロには若いクリエーターが沢山、ハロプロの歴史に名前を刻んでいる。

夢にみてた自分じゃなくても
真っ当に暮らしていく 今時

結局はラブでしょ!

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