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頑張らなきゃに溺れる

ちょっと前まで少し落ち込んでたけど、最近また元気になったから書いておこう。


定期的に訪れる「頑張らないといけない」っていう脅迫と焦りの感情に負けちゃうとき。
よくある、よくある。


毎日なにかしらこのままではいけないとは思ってるし、むしろヒーローみたいに変身して挑戦したい気持ちはあるのに、何から手をつけたら?どうやって動いたらいい?と正解が出ない日が続く。


そんなときに苦しい引き金が引かれる。

わたしの今回の引き金は、クレジットの引き落としの金額を見た時。

なんでこんなにお金がかかった生活してるのに、大した生き方できてないんだろう。と思って情けない気持ちになって、落ち込んだ。
耳が痛いけれど、お金って精神面と直結してくる。


毎日なにかしなきゃと焦る。
インスタ見て、キラキラした生活見て焦る。
TikTok見て、〇〇の末路とかいうキツい表現の動画を見て焦る。
YouTubeで気分転換したかったのに、現実的な広告見て焦る。
コンプレックスを全てフルボッコされる。

どんだけ、私スマホに蝕まれてるんだよと今の私から見たら笑えるのに。

しかしちょっと前の私は、「これが"世の中の平均な生き方"だから、私は出遅れてる」ってなって涙がぽろぽろしてた。


なんかこの感覚って、肌で感じるもので何かなかったかなと考えてみた。

そうだ、これは高校の50mプールだ。

わたしの高校のプールは、プールの淵から真ん中に行くに連れてV字に深くなる。
25mの位置にいると、155cmのわたしは足がつかない。そのくらい深い。

泳ぐのが得意でない私は、泳げないのが恥ずかしいから、せめて授業に追いつこうと代わりにギリギリまで歩いて50m先の壁を目指してた。

余裕余裕と思ってまず歩き始める。
どんどん水位が首まで上がってだんだんキツくなり、つま先立ちで歩く。
それでも頑張って授業追いつかなきゃって思って、ギリギリまで歩く。
でも、しまいには足がつかなくて溺れる。
ゴールは見えてるのに、いつのまにか背伸びして頑張ってるのも疲れて溺れる。


コポコポコポ………


授業中だから頑張ったっていうのもあるが、実際のところ50m先に進む手段なんて、壁を手で掴みながら進んでもいいし、誰かに引っ張ってもらって進んでもいいし、ビートバン使ってもいいし、プール抜け出して地上歩いて壁にタッチしてもいい。


ほんとはどんなやり方でもいいんだよなー。


頑張んなきゃ頑張んなきゃってなってるときって、王道のルートじゃないとゴールできない気がしちゃう。
でも、ほんとはなんでもいい。
わたしがいいと思えばなんでもいい。


わたしが今回の落ち込みから脱出した方法。
また違う角度で、行動してみたから。
ほんとに些細なことだけど。


またどうせ病む、人間だから。
そんなときにまたこの記事を見返してみよう。


なんだかんだ、やり方なんて沢山あるもんだ。

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