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テキストにも優しさを添えられる

最近、頭の中でいろんなことを考える割には、それをアウトプットせずに放ったらかしてしまう。noteにも何を書いていいのか分からず、投稿しようかなと思っては途中まで書いて下書きに入れ、やっぱりやめようと諦めては削除する、ということの繰り返しだった。

毎日バタバタとやらなければいけないことに追われていたら、4月もすでに終わりに差し掛かり、日々いろんなことを感じて生活しているはずなのに、それが全く思い出せないのはとても勿体無いことだなと思って今やっとnoteを書いている。


最近よく考えていることは、テキストでのコミュニケーションについて。
私は今会社員として働きながら、それとは別に業務委託でWEBデザインのお仕事をしている。どちらのお仕事もコミュニケーションはchatworkやSlackなどチャットでのやり取りがほとんどで、たまにMTGがある時くらいしか直接コミュニケーションをとらない。
会社員としてのお仕事は基本出社しているのだけど、一日中誰とも話さず帰宅する日もある。「よろしくお願いいたします」というテキストを打つスピードだけがやたらと早くなっている。

私はどちらかというと、テキストでのコミュニケーションは苦手な方だった。前の会社はチャット文化はなかったけど、上司が目の前に座っているのに頻繁にメールを送ってくるのがとても嫌だったのだ。私と直接話すのがイヤなのかな?とかムダに深く勘繰ってしまって、なんとなく心理的な距離を感じていたし、テキストでの会話は冷たいものになりがちだと思っていた。

だけどチャットがコミュニケーションの主となった今は、チャットでも使い方次第で相手への気遣いや思いやりを持ったコミュケーションができると感じている。

ある日同僚の方からチャットで「○○の件で質問したいんですけど、今お声掛けして大丈夫ですか?」というメッセージが届いた。いきなり話しかけて作業を中断させないように、私の良いタイミングを確認してくれたのだ。確かに口頭でいきなり話しかけられると、タイミングが悪くてもちょっと待ってほしいとは言いずらい。
些細なことだけど、こういう気遣いって大事だなと思った。それからは私も誰かと口頭で話したいときは、チャットで確認するようになった。

他にも、「ありがとうございます」とか「承知しました」などのメッセージは、わざわざそれ単体でメッセージを送るには気が引ける場面もあるけど、リアクション機能の絵文字などで反応すれば、相手に通知はいかないから確認してもらう手間も取らせなくてすむ。

でもリアクションすることで、確認していることは伝えられるし、お礼の気持ちも添えられる。(もちろん直接言った方が良い場面もあるけど)

リアクションはLINEでいうスタンプ的な感覚で使えるから、「わーい!」とか「いいね!」とかわざわざ言葉にはしづらいカジュアルな反応もしやすい。
仕事中にわざわざ話しづらいような、仕事には関係ない話もチャットでだったら気軽に送れたりする。

業務時間外にメッセージが届いて、確認した方がいいかな…?と悩むこともあるけど、「返信は明日で大丈夫です」などの一言が添えられてると、急ぎじゃないんだなって安心できる。

テキストって感情が伝わりづらくて言葉足らずになりがちだけど、相手への思いやりや気遣いを忘れなければ、気持ちの良いコミュニケーションがとれるんだなと思う。

私もそんなことを日々意識して、テキストコミュニケーション能力を高めたい。


ただ人と話す機会が減ったせいか、たまに会話すると言いたいことがすぐに言葉にできず、挙動不審になっている自分にドン引きしている。

何事も一長一短だから、どっちかばっかりにならずにバランスよく使い分けれるのが一番いいなぁと思った。

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